グランド ハイアット ソウル宿泊記【WOH-001】|漢江ビュー客室・グランドクラブ・朝食・Amex FHR特典

Grand Hyatt Seoul(グランド ハイアット ソウル)は、ソウルの南山(ナムサン)の麓に位置する、韓国を代表する歴史ある5つ星ホテルのひとつです。広々としたロビー、漢江を望む客室、エグゼクティブラウンジ、複数のレストラン、充実したレクリエーション施設を備えています。

今回は、米国発行のAmerican Express Platinum Cardを利用し、Fine Hotels + Resorts(FHR)経由で予約しました。また、World of Hyatt Globalist(グローバリスト)会員として宿泊しています。

予約したのはスタンダードルームでしたが、チェックイン時にリバービュールームへアップグレードされました。さらに、グランドクラブでのアフタヌーンティーとイブニングカクテル、The Terrace Kitchenの朝食、ホテル内のSteak Houseでのランチも体験しました。

本記事【WOH-001】では、実際の宿泊をもとに、客室、ラウンジ、レストラン、館内施設、アクセス、そしてWorld of Hyatt GlobalistとAmex FHRの特典を組み合わせた利用実績を紹介します。

🏨 グランド ハイアット ソウルの立地・外観・歴史

グランド ハイアット ソウルは、ソウル特別市龍山区の南山の麓に位置し、梨泰院(イテウォン)や漢南洞(ハンナムドン)にも比較的近い場所にあります。

地下鉄駅に直結しているわけではありませんが、高台に位置するため、周辺は比較的落ち着いた環境です。一部の客室からは漢江方面の景色を楽しめます。

市内観光の利便性を最優先するホテルというよりも、ホテルでの滞在そのものを楽しみたい方に向いている施設です。

項目今回の宿泊情報
ホテル名Grand Hyatt Seoul(グランド ハイアット ソウル)
住所322 Sowol-ro, Yongsan-gu, Seoul
ホテルグループHyatt
会員プログラムWorld of Hyatt
チェックイン2026年10月30日
チェックアウト2026年10月31日
宿泊日数1泊
予約方法American Express Fine Hotels + Resorts
会員ステータスGlobalist(グローバリスト)
実際の客室River View Room(リバービュールーム)

1978年開業:韓国初のハイアットホテル

グランド ハイアット ソウルの歴史は、1978年7月1日に開業したHyatt Regency Seoul(ハイアット リージェンシー ソウル)にさかのぼります。

同ホテルは、ハイアットが韓国に進出した最初のホテルでした。

南山の麓に建設され、1993年にはGrand Hyattブランドへ移行し、現在のGrand Hyatt Seoulという名称になりました。

開業以来、海外からのビジネス旅行者や政府関係者、各国の要人などを迎え、ソウルが国際的なビジネス・観光都市へ発展していく過程を見守ってきたホテルでもあります。

開業から半世紀近くが経過していますが、改装や施設の更新を重ねながら、現在も大型ラグジュアリーホテルとして営業しています。

ロビーと共用スペース

グランド ハイアット ソウルのロビーは非常に広く、伝統的な国際5つ星ホテルらしいデザインが特徴です。

近年のミニマルなデザインを採用した新しいホテルとは異なり、広々とした共用スペースやクラシックな高級感、充実したレストラン・レクリエーション施設が、このホテルの大きな魅力となっています。

🛏️ リバービュールーム:スタンダードルームからのアップグレード

今回はスタンダードルームを予約していましたが、チェックイン時にRiver View Room(リバービュールーム)へアップグレードされました。

私はWorld of Hyatt Globalist会員であると同時に、Amex FHR経由で予約していたため、どちらのプログラムでも空室状況に応じた客室アップグレードの対象となります。

そのため、今回のアップグレードがどちらの特典によるものかは断定できません。

客室のデザインと眺望

客室はグランド ハイアット ソウルらしいクラシックなデザインで、近年の新しいホテルに多いミニマルな内装とは異なる雰囲気です。

今回の客室で特に印象的だったのは、窓からの景色です。

アップグレードされた客室からは漢江方面を望むことができ、一般的なシティビューの客室とは違った滞在を楽しめました。

客室設備とアメニティ

客室には浄水設備があり、使い捨てのペットボトルに頼らず飲料水を利用できます。

ホテルの案内によると、歯ブラシやシェービングキットなど、一部の使い捨てアメニティは有料で、各セット2,000ウォンでした。

全体として、最新のインテリアデザインよりも、クラシックな5つ星ホテルの雰囲気と客室からの眺望に魅力を感じる滞在でした。

☕ グランドクラブ:アフタヌーンティーとイブニングカクテル

グランド ハイアット ソウルのエグゼクティブラウンジ「Grand Club(グランドクラブ)」は、ホテルのLL階にあります。

今回はWorld of Hyatt Globalist会員として宿泊したため、ラウンジを利用できました。

ラウンジの座席と雰囲気

グランドクラブには複数のタイプの座席が用意されており、ゆったりとした空間が広がっています。

食事だけでなく、コーヒーを飲みながら休憩したり、外出の合間に仕事をしたりする場所としても便利です。

グランドクラブの営業時間

2026年10月の宿泊時に案内されていた営業時間は以下のとおりです。

サービス営業時間
ラウンジ営業時間07:00~21:00
朝食07:00~10:30
アフタヌーンティー・軽食13:00~17:00
イブニングカクテル18:00~20:00

アフタヌーンティー:コーヒーと軽食

午後の時間帯には、コーヒーやドリンク、簡単な軽食が提供されます。

イブニングカクテルと比較すると食事の種類は控えめですが、外出後にホテルへ戻って休憩するには十分な内容です。

イブニングカクテル:温かい料理・冷菜・デザート

18:00から始まるイブニングカクテルでは、アフタヌーンティーよりも充実した料理が提供されます。

温かい料理、冷菜、デザートなどが用意されており、軽めの夕食としても利用できる内容でした。

以下の2枚は、どちらもイブニングカクテルの時間帯に撮影した料理の写真です。

宿泊時の案内では、13歳未満の子どもはイブニングカクテルの時間帯にラウンジを利用できない規定となっていました。

Globalist会員にとって、グランドクラブの価値は無料の飲食サービスだけではありません。ホテル内で落ち着いて過ごせる専用スペースがあることも、大きなメリットだと感じました。

World of Hyattの会員制度については、以下の記事で詳しく解説しています。

👉 World of Hyatt完全ガイド

🍳 The Terrace Kitchenの朝食:レストランとビュッフェを紹介

今回の朝食は、グランドクラブではなく、The Terrace Kitchen(ザ・テラス・キッチン/TTK)でいただきました。

The Terrace KitchenはホテルのL階にある、グランド ハイアット ソウルの主要ビュッフェレストランのひとつです。

レストランの雰囲気

The Terrace Kitchenは大型ビュッフェレストランとして設計されており、複数の料理コーナーやオープンキッチンがあります。

ダイニングエリアと座席

グランドクラブの落ち着いた雰囲気とは異なり、広々とした空間で朝食を楽しめるのが特徴です。

朝食ビュッフェの内容

朝食会場場所営業時間
The Terrace KitchenL階06:30~10:30
Grand ClubLL階07:00~10:30

今回のAmex FHR予約には、2名分の朝食が含まれていました。

The Terrace Kitchenでは、温かい料理、野菜、フルーツ、パンなど、幅広い朝食メニューが提供されていました。

グランドクラブの朝食と比べると、The Terrace Kitchenのほうが料理の選択肢が豊富です。

ホテルの宿泊特典でレストランの朝食ビュッフェを利用できる場合、私は基本的にエグゼクティブラウンジよりもメインレストランを選びます。

🥩 Steak House:米国産プライムビーフと韓牛を食べ比べ

今回はホテル内のSteak House(ステーキハウス)でランチをいただき、Amex FHRに付帯するUS$100のProperty Creditを利用しました。

レストランはクラシックなステーキハウスの雰囲気で、店内には牛肉のディスプレイやカトラリーの展示もありました。

米国産プライムビーフと韓牛1++ MB9

今回は2人で、それぞれ異なるランチセットを注文しました。

ランチセット価格
US Prime Striploin(米国産プライム)105,000ウォン
Hanwoo 1++ MB9 Striploin(韓牛)135,000ウォン

韓牛のセットは、通常のランチセットから30,000ウォンの追加料金で選択できました。

前菜にはシーザーサラダとクラブケーキを注文。デザートにはライムパイ、アイスクリームを添えたスティッキートフィープディングなどをいただき、ドリンクも注文しました。

両方のステーキを実際に食べ比べた結果、私の好みは韓牛でした。

米国産プライムビーフも十分おいしかったのですが、韓牛のほうが脂の香りと旨味が豊かで、より印象に残りました。

30,000ウォンの追加料金であれば、個人的には韓牛へのアップグレードをおすすめします。

FHRのUS$100 Property Creditを実際に利用

今回のSteak Houseでの最終的な支払いは以下のとおりです。

項目金額
Steak House利用総額261,000ウォン
FHR Property Credit−135,840ウォン
実際の支払額125,160ウォン

ホテルではUS$100のProperty Creditが135,840ウォンに換算され、レストランの請求額から直接差し引かれました。

もともとホテル内のレストランで食事をする予定がある場合、FHRのProperty Creditは非常に使いやすい特典です。

今回も、この特典によって高級ステーキハウスでのランチ費用を大きく抑えることができました。

🏊 Club Olympus:ジム・屋内プール・冬季アイスリンク

グランド ハイアット ソウルのレクリエーション施設は、Club Olympus(クラブ オリンパス)に集まっています。

フィットネスセンター、屋内プール、サウナ、季節限定の屋外施設などが利用できます。

フィットネスセンター

ジムには有酸素運動用マシンや筋力トレーニング設備があり、16歳以上の宿泊者が利用できます。

宿泊者向けには24時間利用できる仕組みが用意されていますが、Club Olympusの通常営業時間外に利用する場合は、専用のアクセスカードが必要です。

屋内プール

屋内プールエリアには、スイミングプールとジャグジー設備があります。

項目内容
Club Olympus営業時間06:30~22:00
屋内プール営業時間06:30~22:00
スイミングキャップ着用必須
週末・祝日事前予約が必要

プールではアクアフィットネスのクラスも開催されているため、時間帯によっては自由遊泳に制限が生じる場合があります。

サウナの利用料金

宿泊時に案内されていた料金は以下のとおりです。

利用者料金
一般宿泊者63,000ウォン/人
グランドクラブ利用資格のある宿泊者31,500ウォン/人

冬季限定の屋外アイスリンク

グランド ハイアット ソウルでは、季節に応じて屋外プールエリアの用途が変わります。

今回訪問した10月末には、屋外プールを冬季アイスリンクへ転換する準備が進められていました。

以下の写真は、営業中のアイスリンクではなく、冬季施設への切り替え作業中の様子です。

💳 Amex Platinum FHR:US$300 Hotel CreditとUS$100 Property Credit

今回は米国発行のAmerican Express Platinum Cardを使い、Fine Hotels + Resorts(FHR)経由で予約しました。

今回の宿泊では、性質の異なる2種類の特典を利用しています。

  • US$300 Hotel Credit: 対象となるホテル予約に対して、Amex Platinumから付与されるカード利用明細上のクレジット。
  • US$100 Property Credit: FHR予約に付帯する、ホテル内で利用できるクレジット。

この2つは別々の特典であり、割引方法も異なります。

実際の宿泊料金

American Expressの予約明細に記載されていた金額は以下のとおりです。

項目金額
客室料金US$308.59
税金・手数料US$64.81
予約総額US$373.40
Amex Platinum Hotel Credit−US$300.00
実質宿泊費US$73.40

今回の2026年10月の予約では、1泊の滞在でUS$300 Hotel Creditを利用できました。

ただし、2027年からは対象となるFHR Hotel Creditの利用条件が変更され、最低2泊が必要となるため、今回の1泊での利用例をそのまま将来の予約に当てはめることはできません。

また、US$300 Hotel Creditはホテルがチェックアウト時に客室料金を値引きするものではなく、American Expressのカード利用明細に反映されるクレジットです。

今回利用したFHR特典

特典今回の内容
アーリーチェックイン正午から、空室状況による
客室アップグレード空室状況による
無料朝食The Terrace Kitchenで2名分
Wi-Fi無料
Property CreditUS$100、実際の換算額135,840ウォン

今回の滞在では、リバービュールームへのアップグレードとUS$100 Property Creditの両方を利用できました。

ただし、World of Hyatt Globalistの特典とFHRの特典には、朝食や客室アップグレードなど重複する部分があります。

両方の資格があるからといって、朝食が二重に提供されたり、アップグレードを2回受けられたりするわけではありません。

米国発行のAmex Platinumの詳しい特典については、以下の記事で紹介しています。

👉 American Express Platinum Card完全ガイド

また、米国発行と日本発行のAmerican Express Platinum Cardの特典や違いについては、以下の記事で詳しく比較しています。

👉 Amex Platinum 米国・日本比較ガイド

🚌 アクセス:無料シャトルバスと仁川空港行き6702番バス

グランド ハイアット ソウルは地下鉄駅に直結していないため、ホテルの無料シャトルバスや空港リムジンバスが便利です。

ホテルの無料シャトルバス

ホテルでは、漢江鎮(ハンガンジン)駅や明洞(ミョンドン)方面を結ぶ無料シャトルバスを運行しています。

項目内容
運行時間09:00~20:00
ホテル最終出発19:10
運行休止時間13:00~14:00
主な停車場所漢江鎮駅・明洞駅

仁川国際空港行き6702番リムジンバス

ホテルの入口付近には、K Airport Limousineの6702番バスが停車します。

この路線を利用すれば、仁川国際空港(ICN)まで乗り換えなしで移動できます。

項目内容
路線番号6702
乗車場所Grand Hyatt Seoulホテル入口
行き先仁川国際空港
現地掲示の始発04:26
現地掲示の最終便20:18
予約不要・先着順

上記は2026年10月の宿泊時に現地で確認した時刻です。運行ダイヤは変更される可能性があります。

💳 World of HyattのクレジットカードとGlobalist特典

今回グランドクラブを利用できたのは、World of Hyatt Globalist会員だったためです。

ハイアットに頻繁に宿泊する旅行者にとって、Globalistのラウンジアクセス、無料朝食、客室アップグレードなどの特典は、グランド ハイアット ソウルのようなフルサービスホテルで特に価値を発揮します。

米国では、ChaseがWorld of Hyattの個人向け・ビジネス向け提携クレジットカードを発行しています。

これらのカードを活用すると、Hyattポイントやエリート資格取得に必要な宿泊実績を効率的に積み上げることができます。

関連記事:

👉 World of Hyatt Credit Card

👉 World of Hyatt Business Credit Card

なお、これらのクレジットカードを保有するだけでGlobalist資格が自動付与されるわけではありません。所定の資格条件を満たす必要があります。

🏁 まとめ:グランド ハイアット ソウルは泊まる価値がある?

グランド ハイアット ソウルの魅力は、充実した館内施設と、伝統的な5つ星ホテルならではの雰囲気にあります。

今回の滞在では、スタンダードルームから漢江方面を望むリバービュールームへアップグレードされ、Globalist会員としてグランドクラブのアフタヌーンティーとイブニングカクテルを楽しめました。

The Terrace Kitchenの朝食も種類が豊富で、フルサービスホテルらしい内容でした。

食事の中で特に印象に残ったのは、Steak Houseの韓牛です。米国産プライムビーフもおいしかったものの、私の好みでは韓牛のほうが脂の香りと旨味に優れていました。

また、ジムや屋内プール、季節限定の屋外施設など、ホテルで過ごす時間を充実させる設備もそろっています。

今回はAmex PlatinumのUS$300 Hotel Creditと、FHRのUS$100 Property Creditをそれぞれ活用し、宿泊費とレストランでの支出を大幅に抑えることができました。

一方で、ホテルは地下鉄駅から少し離れているため、毎日地下鉄を使って観光する方にとっては、市内中心部のホテルほど便利ではありません。

それでも、ホテルの施設、エグゼクティブラウンジ、レストラン、眺望を重視する旅行者には、十分に検討する価値のあるホテルです。

特に、World of Hyatt Globalistと米国発行のAmex Platinumを組み合わせて利用できる方にとって、今回の滞在は両方の特典を活用する具体的な一例になりました。

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