
**ANA Visa / Mastercard(ANA VISAカード/ANAマスターカード)**は、三井住友カードが発行する代表的なANAカードです。
ラインアップは主に一般、Wide、Wide Gold、Premiumの4グレード。ANAマイルを貯めるだけでなく、グレードによってANA搭乗ボーナスやマイル移行レートが大きく異なります。
VisaとMastercardの違いよりも、自分に合ったカードグレードを選ぶことが重要です。
ANA Visa / Mastercard 特典一覧
以下は三井住友カード発行のANA Visa / Mastercardを基準に比較しています。
| 項目 | ANA Visa / Mastercard | ANA Wide Visa / Mastercard | ANA Wide Gold Visa / Mastercard | ANA VISA Platinum Premium Card |
|---|---|---|---|---|
| 年会費 | ¥2,200 | ¥7,975 | ¥15,400 | ¥88,000 |
| 家族カード | ¥1,100 | ¥1,650 | ¥4,400 | ¥4,400 |
| 基本利用 | ¥200=1マイル | ¥200=1マイル | ¥200=2マイル | ¥200=3マイル |
| ANA航空券 | 最大 ¥100=1.5マイル | 最大 ¥100=1.5マイル | 最大 ¥100=2マイル | 最大 ¥100=3.5マイル |
| ANA搭乗ボーナス | +10% | +25% | +25% | +50% |
| 継続ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
| ANA国内線ラウンジ | — | — | — | 利用可能 |
| 海外利用手数料 | 3.63% | 3.63% | 3.63% | 3.63% |
一般カードとWideの基本還元は通常のマイル移行コースを利用した場合です。より効率よくANAマイルを貯めたい場合は、有料の2倍コースを選択できます。
ANA Visa / MastercardでANAマイルを貯める
三井住友ANAカードでは、カード利用で貯まったポイントをANA Mileage Clubのマイルへ移行できます。
マイルへの交換レートは、カードのグレードと選択する移行コースによって異なります。
一般・Wide|2倍コースを利用する?
一般カードとWideの基本的な交換レートは、
¥200=1ポイント=1 ANAマイル
です。
さらにANAマイルを効率よく貯めたい場合は、2倍コースを利用できます。
¥200=1ポイント=2 ANAマイル
2倍コースでは、年間**¥6,600の移行手数料**が必要です。
利用額が少ない場合は通常コース、カード決済額が大きくなったら2倍コースというように、利用状況に合わせて選択できます。
Wide Gold|¥200=2 ANAマイル
**ANA Wide Gold Visa / Mastercard(ANAワイドゴールドカード)**は、
¥200=2 ANAマイル
のレートでANAマイルを貯められます。
一般カードやWideのように2倍コースの移行手数料を別途支払う必要がないため、日常決済でもANAマイルを積極的に貯めたい人には使いやすいカードです。
Premium|¥200=3 ANAマイル
**ANA VISA Platinum Premium Card(ANA VISAプラチナ プレミアムカード)**では、
¥200=3 ANAマイル
となり、¥100あたりでは、
¥100=1.5 ANAマイル
相当です。
三井住友ANAカード4グレードの中では、最も高い基本マイル還元率となります。
ANA搭乗ボーナス|Wideから+25%
ANA Visa / Mastercardは、グレードによってANA便搭乗時のボーナスマイルが異なります。
| カードグレード | ANA搭乗ボーナス |
|---|---|
| 一般 | +10% |
| Wide | +25% |
| Wide Gold | +25% |
| Premium | +50% |
ここで注目したいのがWideです。
Wide Goldまで上げなくても**+25%のANA搭乗ボーナス**を獲得できるため、カード決済よりもANAへの搭乗を重視する人には面白いポジションです。
継続ボーナス|毎年ANAマイルを獲得
ANAカードでは、カードを継続することでボーナスマイルを獲得できます。
一般カードは1,000 ANAマイル、WideとWide Goldは2,000 ANAマイル、Premiumでは10,000 ANAマイルです。
大きな年間利用条件を達成する必要がなく、ANAカードを長期保有するうえで分かりやすい継続特典です。
4グレードはどう選ぶ?
ANA Visa / Mastercard|低コストでANAカードを持つ
一般のANA Visa / Mastercardは、できるだけシンプルにANAカードを保有したい人向けです。
カード利用額がそれほど多くなければ通常のマイル移行コースを利用し、利用額が増えた場合は2倍コースを検討できます。
低コストでANAマイルを貯め始めたい人に適したグレードです。
ANA Wide Visa / Mastercard|搭乗ボーナス重視
ANA Wide Visa / Mastercard(ANAワイドカード)の最大のポイントは、+25%のANA搭乗ボーナスです。
Wide Goldと同じ搭乗ボーナスを、Goldより低いグレードで利用できます。
日常のカード決済よりも、ANAへの搭乗機会が多い人に向いているフライト重視のANAカードです。
ANA Wide Gold Visa / Mastercard|最もバランスが良い
ANAマイルを本格的に貯めるなら、ANA Wide Gold Visa / Mastercardは非常にバランスの良い選択肢です。
¥200=2 ANAマイルで貯められ、一般・Wideのような2倍コースの移行手数料も必要ありません。
さらにANA搭乗ボーナスは+25%。
日常決済とANA搭乗の両方でマイルを貯めたい人なら、三井住友ANAカードの中で最も使いやすいグレードです。
ANA VISA Platinum Premium Card|ANA高頻度利用+高額決済向け
Premiumは、他の3グレードとはターゲットが大きく異なります。
基本利用で**¥200=3 ANAマイル**、ANA搭乗ボーナスは**+50%**、さらに継続時には10,000 ANAマイルを獲得できます。
また、4グレードの中でANA国内線ラウンジを利用できるのも大きな特徴です。
ANAを頻繁に利用し、カード決済額も大きい人ほどメリットを活かしやすい最上位カードです。
VisaとMastercardはどちらを選ぶ?
一般、Wide、Wide Goldでは、VisaとMastercardのANA関連基本特典はほぼ同じです。
そのため、ANAマイルの貯め方だけを理由にVisaとMastercardを別々に考える必要はありません。
すでに持っているカードとの組み合わせや、普段利用する国際ブランドを基準に選べば十分です。
最上位はANA VISA Platinum Premium Cardとなり、Mastercard版のPremiumはありません。
まとめ|多くのANAマイラーにはWide Goldがバランス良好
できるだけ低コストでANAカードを持つなら一般カード、ANAへの搭乗が多く+25%搭乗ボーナスを重視するならWideが候補になります。
一方、日常決済でもANAマイルを積極的に貯めるなら、ANA Wide Gold Visa / Mastercardが4グレードの中で最もバランスの良い選択肢です。
ANA VISA Platinum Premium Cardは、ANAへの搭乗頻度とカード利用額の両方が大きく、上位の航空特典まで活用できる人に向いています。
ANA Card 全シリーズ比較
最後に、三井住友ANAカードとANA American Expressの3種類をまとめて比較します。
| シリーズ | 代表カード | 年会費 | ANA搭乗ボーナス | 主な特典 | 海外利用手数料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般 | ANA Visa / Mastercard | ¥2,200 | +10% | 低コスト、マイル移行コースを選択可能 | 3.63% |
| Wide | ANA Wide Visa / Mastercard | ¥7,975 | +25% | 低コストで+25%搭乗ボーナス | 3.63% |
| Wide Gold | ANA Wide Gold Visa / Mastercard | ¥15,400 | +25% | ¥200=2マイル、2倍コース移行手数料不要 | 3.63% |
| Premium | ANA VISA Platinum Premium Card | ¥88,000 | +50% | ¥200=3マイル、ANAラウンジ | 3.63% |
| Amex | ANA American Express Card | ¥7,700 | +10% | ANAグループ1.5X、空港ラウンジ | 3.5% |
| Amex Gold | ANA American Express Gold Card | ¥42,900 | +25% | ANAグループ2X、Priority Pass、POWER LOUNGE PREMIUM | 3.5% |
| Amex Premium | ANA American Express Premium Card | ¥187,000 | +50% | ANAグループ2.5X、ANAラウンジ、Priority Pass | 3.5% |
全体として、三井住友ANAカードは保有コストとANAマイルの貯めやすさ、ANA American Expressは空港ラウンジやホテルなどの旅行特典に強みがあります。
単純に上位カードを選ぶのではなく、ANAマイル還元・ANA搭乗・旅行特典のどれを重視するかで選ぶのが分かりやすいでしょう。
外国人でもANA Visa / Mastercardを申し込める?
日本に合法的に居住している外国人も、三井住友カードの申込条件を満たしていればANA Visa / Mastercardを申し込むことができます。
審査では日本での居住状況、収入、クレジットヒストリーなどが総合的に判断されます。日本へ移住したばかりで国内の信用履歴がまだ短い場合は、上位カードの審査が難しくなる可能性があります。
また、American ExpressのGlobal Card Transferに相当する、海外のカード保有実績を利用して日本の三井住友カードへ移行する制度はありません。
日本に長期滞在しながらANAマイルを貯める場合は、ANAへの搭乗頻度とカード利用額を基準に、一般 → Wide → Wide Gold → Premiumから自分に合ったグレードを選ぶのがおすすめです。





