ANA SFC修行完全ガイド|50,000PPの費用・スーパーフライヤーズカード・2028年新制度

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)は、ANAの上級会員資格を取得した人が申し込める、クレジットカード機能付きの特別な会員制度です。

通常、航空会社の上級会員資格は毎年の搭乗実績によって更新されます。しかし、ANAのSFCは、対象カードを継続して保有することで、プラチナサービスなどの有効期間終了後も上級会員向けの特典を利用できる点が大きな魅力です。

SFC修行では、一般的に年間 50,000プレミアムポイント(PP) を獲得し、ANAプラチナサービスの達成を目指します。

ただし、2028年4月からは「SFC PLUS/SFC LITE」の新制度が始まり、年間300万円の対象決済額がスターアライアンス・ゴールド資格を維持する重要な条件になります。

この記事では、SFCの入会条件、50,000 PPの貯め方、羽田-那覇の修行費用、ANAカードの選び方、2028年の制度変更をまとめて解説します。

⭐ ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の基本情報

項目内容
正式名称ANAスーパーフライヤーズカード
略称SFC
主な入会資格ANAプラチナサービス/ダイヤモンドサービス
その他の入会資格ANAグループ運航便100万ライフタイムマイル
一般的なSFC修行の目標年間50,000 PP
必要なANAグループ運航便PP25,000 PP以上
別の達成方法ライフソリューションサービス
カード発行日本国内の対象カード会社
申込条件日本国内の住所など、カード会社の審査条件
現行制度の主な特典スターアライアンス・ゴールド
2028年以降SFC PLUS/SFC LITE
新制度開始2028年4月1日

SFCは、ANAマイレージクラブの上級会員資格を取得するだけでは自動的に発行されません。

対象となるクレジットカードへの申し込みと、カード会社の審査が必要です。

✈️ SFCのメリット|スターアライアンス・ゴールド

SFC最大の魅力は、ANA便だけでなく、スターアライアンス加盟航空会社でも利用できる上級会員特典です。

主な特典内容
空港ラウンジ対象のスターアライアンス加盟航空会社利用時にラウンジを利用
優先チェックイン対象の優先カウンターを利用
優先搭乗対象便で優先搭乗
手荷物許容量の優待航空会社の規定に応じて追加
手荷物の優先受け取り対象便で優先取り扱い
空席待ちの優先対象航空会社の規定に準じる

ANA以外の航空会社でも利用できる

スターアライアンスには、ANAのほか、ユナイテッド航空、エバー航空、シンガポール航空、エア・カナダ、ルフトハンザ ドイツ航空などが加盟しています。

日本国内線だけでなく、海外旅行や国際線への乗り継ぎが多い人ほど、SFCの価値を実感しやすくなります。

ただし、ラウンジ利用や優先サービスには、搭乗便や運航会社ごとの条件があります。

SFC家族カード|家族は修行なしでスターアライアンス・ゴールドを取得できる

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の大きなメリットは、本会員だけでなく、対象となる家族もSFC会員資格を取得できることです。

SFC本会員は、対象となる配偶者・両親・18歳以上の子どもなどに、SFC家族カードを発行できます。

家族カード会員は、自分で50,000プレミアムポイント(PP)を獲得したり、ANAプラチナサービスを達成したりする必要がありません。

現行制度では、SFC家族会員もスターアライアンス・ゴールド資格を取得でき、対象便の利用時に空港ラウンジ、優先チェックイン、優先搭乗などの特典を利用できます。

つまり、本会員がSFC入会資格を取得すれば、対象となる家族も個別のSFC修行なしで会員特典を利用できるということです。

夫婦や家族で海外旅行をする機会が多い人にとって、これはSFC修行の価値を高める重要なポイントです。

ただし、2028年4月からはSFC PLUS/SFC LITEの新制度が始まります。家族会員の特典も新制度の影響を受けるため、SFC家族カードを保有するだけでスターアライアンス・ゴールドを維持できるとは限りません。

🛫 SFC修行の条件|50,000 PPでプラチナを目指す

一般的なSFC修行は、ANAプラチナサービスの獲得を目標にします。

ANAプレミアムメンバーの達成基準

ステイタス年間必要PPうちANAグループ運航便
ブロンズ30,00015,000
プラチナ50,00025,000
ダイヤモンド100,00050,000

SFC入会を目指す場合、通常はプラチナの 50,000 PP が目標です。

プレミアムポイントは毎年1月から12月までの搭乗実績で計算され、翌年に持ち越すことはできません。

なお、プラチナを達成しても、SFCカードの申し込みには別途カード会社の審査があります。

SFC修行は何回飛べば達成できる?

必要な搭乗回数は、路線、運賃、搭乗クラスによって異なります。

例えば、羽田-那覇のエコノミークラスでは、同じ区間でもシンプルとフレックスで獲得PPに大きな差があります。

そのため、SFC修行では単純な搭乗回数よりも、50,000 PPを獲得するまでの総費用を比較することが重要です。

🧮 プレミアムポイント(PP)の計算方法

ANAのプレミアムポイントは、航空券の支払金額ではなく、区間基本マイレージと運賃種別などによって計算されます。

PP=区間基本マイレージ × 運賃倍率 × 路線倍率+搭乗ポイント

路線PP路線倍率
ANA国内線2倍
ANAの対象となる日本-アジア・オセアニア路線1.5倍
ANAのその他の国際線1倍
対象となるスターアライアンス提携便1倍

ANAマイルとPPは別物

項目ANAマイルプレミアムポイント
特典航空券への交換できるできない
上級会員資格の判定対象外対象
対象の有償航空券で獲得○○
ANAカードの買い物で獲得○×
クレジットカードのポイント移行○×
毎年リセット通常のマイル有効期限に従う○

ANAカードの搭乗ボーナスマイルは、PPには加算されません。

また、ANAマイルで予約した特典航空券は、通常のPP修行には利用できません。

🎫 2026年新運賃|シンプル・スタンダード・フレックスのPP積算率

2026年5月19日搭乗分から、ANA国内線の運賃体系が変更されました。

主な運賃は「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の3種類です。

また、従来のプレミアムクラスは予約画面上で「ファーストクラス(プレミアムクラス)」と表示されます。

ANA国内線のPP積算率

運賃エコノミー積算率搭乗ポイントファーストクラス積算率搭乗ポイント
シンプル70%100120%400
スタンダード80%200130%400
フレックス100%400150%400
セール50%0100%0

運賃ごとに積算率と搭乗ポイントが異なるため、同じ便でも獲得できるPPは変わります。

どの運賃がSFC修行に向いている?

シンプルは航空券代を抑えやすい一方、獲得PPが少なめです。

スタンダードは運賃とPPのバランスを比較したい選択肢です。

フレックスはPP積算率が高いものの、航空券代が高くなる場合があります。

最安運賃が、50,000 PPを達成するための最安ルートとは限りません。

📊 羽田-那覇のSFC修行|運賃別の獲得PP

羽田空港(HND)-那覇空港(OKA)は、国内線SFC修行でよく利用される代表的な路線です。

区間基本マイレージは片道984マイル。ANA国内線のPP路線倍率は2倍です。

運賃片道獲得PP50,000 PPに必要な片道搭乗回数
エコノミー・シンプル1,47634回
エコノミー・スタンダード1,77429回
エコノミー・フレックス2,36822回
ファーストクラス・シンプル2,76019回
ファーストクラス・スタンダード2,95817回
ファーストクラス・フレックス3,35215回

シンプル運賃の計算例

984マイル × 70% = 688マイル

688 × 2 + 100搭乗ポイント

片道1,476 PP

スタンダード運賃の計算例

984マイル × 80% = 787マイル

787 × 2 + 200搭乗ポイント

片道1,774 PP

同じ羽田-那覇でも、フレックスやファーストクラスを選べば搭乗回数を減らせます。

ただし、航空券代も変わるため、次に総費用を比較します。

💰 SFC修行の費用|50,000 PPまでいくらかかる?

SFC修行で最も重要なのは、1PPあたりの単価だけでなく、50,000 PPを達成するまでの航空券代の合計です。

以下は羽田-那覇をすべて同じ運賃で往復する場合の比較例です。

航空券代は計算用の仮定価格であり、ANAの実際の販売価格・最安値ではありません。

運賃必要な往復回数仮定の片道運賃航空券代合計
エコノミー・シンプル17往復13,000円442,000円
エコノミー・スタンダード15往復16,000円480,000円
エコノミー・フレックス11往復25,000円550,000円
ファーストクラス・シンプル10往復35,000円700,000円
ファーストクラス・スタンダード9往復40,000円720,000円
ファーストクラス・フレックス8往復50,000円800,000円

往復単位で計算しているため、最終的な獲得PPが50,000を超えるケースがあります。実際の費用は搭乗日・予約時期・空席状況によって異なります。

シンプルとスタンダードはどちらがお得?

上記の仮定では、シンプルが最も安くなります。

ただし、17往復が必要です。

スタンダードは15往復で済むため、追加費用と移動時間を比較する価値があります。

フレックスなら11往復まで減らせますが、運賃差によっては総費用が高くなります。

PP単価だけで判断しない

SFC修行では「PP単価」がよく使われます。

PP単価=航空券代÷獲得PP

数値が低いほど、少ない航空券代でPPを獲得できます。

ただし、PP単価が低い便でも、必要な搭乗回数が多すぎると、空港までの交通費や時間的な負担が増えます。

実際には、シンプル・スタンダード・フレックスを組み合わせ、残りの必要PPに合わせて予約する方法が合理的です。

🌏 国際線ビジネスクラスでSFC修行する方法

国内線だけでなく、ANA国際線の有償航空券でもPPを獲得できます。

特に対象となる日本-アジア・オセアニア路線では、1.5倍の路線倍率が適用されます。

比較項目国内線修行国際線ビジネスクラス
搭乗回数多くなりやすい減らせる場合がある
航空券代比較的抑えやすい高額になりやすい
PP積算国内線運賃による予約クラスと路線による
向いている人修行費用を重視海外旅行・出張が多い人

国際線は同じビジネスクラスでも、予約クラスによって積算率が異なります。

また、長距離路線だからといって必ずPP単価が良いわけではありません。

すでに海外旅行や出張の予定がある場合は、その航空券で獲得できるPPを先に計算し、不足分だけ国内線で補う方法がおすすめです。

📊 ライフソリューションサービスでプラチナを目指す

ANAには、通常の50,000 PP修行とは別に、ライフソリューションサービスを利用したステイタス獲得方法があります。

プラチナ達成条件の比較

条件通常のSFC修行ライフソリューション
必要PP50,00030,000
ANAグループ運航便PP25,00030,000
対象サービス利用数不要7サービス以上
ANAカード・ANA Pay決済額不要400万円

ライフソリューションでは、ANA MallやANAトラベラーズなどの指定サービス利用が条件になります。

普段からANAカードで多額の決済を行い、対象サービスも利用している人には検討する価値があります。

一方、条件達成のために不要な買い物を増やすのであれば、必ずしもお得とはいえません。

なお、ライフソリューションの400万円と、2028年SFC PLUSの300万円は別の制度です。

💳 SFCに切り替えられるANAカードは?

ANAスーパーフライヤーズカードは、三井住友カード、JCB、American Express、Diners Clubなどから発行されています。

カードブランドSFCの種類特徴
ANA Visa/Mastercard一般・ゴールド・プレミアム保有コストの選択肢が豊富
ANA JCB一般・ゴールド・プレミアム幅広いカードランク
ANA American Expressゴールド・プレミアム一般SFCの設定なし
ANA Diners Clubダイナース・プレミアム上位カード中心

ANA Visa/Mastercard|三井住友カード

三井住友カード発行のANAカードには、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プレミアムカードがあります。

SFCには一般カードの設定があるため、通常のANA Visa/Mastercard一般カードからでも、SFC入会資格取得後に一般SFCを申し込めます。

ワイドカードを事前に保有することが必須というわけではありません。

カードごとのマイル還元率や搭乗ボーナスについては、ANA Visa/Mastercard完全ガイドをご覧ください。

ANA American Express|一般・ゴールド・プレミアム

日本発行のANA American Expressには、3種類の個人カードがあります。

ANA Amexには一般ランクのSFCがありません。

そのため、現在一般カードを保有している場合も、SFC入会時にはゴールド以上のカードを選ぶ必要があります。

ANA JCBカード

ANA JCBには一般、ワイドゴールド、プレミアムなどのカードがあり、SFCにも一般・ゴールド・プレミアムが用意されています。

維持費とANAマイルの貯めやすさを比較しながら選べる点が特徴です。

ANA Diners Clubカード

ANA Diners Clubには、ダイナースクラブとプレミアムのSFCが用意されています。

普段からダイナースクラブのサービスを利用している人に向いた選択肢です。

なお、ANAカードの買い物や搭乗ボーナスマイルはPPに加算されません。

SFC修行のためだけに高額なクレジットカードへ切り替える必要はありません。

📝 SFCの申し込み方法と注意点

SFCは日本国内発行のクレジットカードです。

ANAプラチナやダイヤモンドの資格を取得していても、カード会社の審査に通過する必要があります。

SFCの申込手順

  1. ANAプラチナ、ダイヤモンドなどの入会資格を取得する。
  2. 日本国内の住所とカード会社の申込条件を確認する。
  3. 希望するSFCのブランド・ランクを選ぶ。
  4. ANA指定の手続きで申し込む。
  5. カード会社の審査を経て入会する。

申し込みは、ANA公式・スーパーフライヤーズカード入会申込書請求ページから確認できます。

JCBなど、カードブランドによって申し込み方法が異なる場合があります。

海外在住でもSFCを申し込める?

SFCの入会申込書やカードは日本国内の住所への送付が前提です。

日本国外に居住している場合は、プラチナ達成だけでSFCを取得できると考えず、事前に申込条件を確認する必要があります。

日本に居住する外国籍の方についても、カード会社の申込条件と審査が適用されます。

SFCカードを解約するとどうなる?

SFC会員資格は、対象となるスーパーフライヤーズカードの保有と結び付いています。

カードの種類や発行会社を変更したい場合は、先に正しい切り替え手続きを確認しましょう。

⚠️ SFC修行前に確認:ANAカードの切り替えと再審査のリスク

ANAプラチナサービスまたはダイヤモンドサービスの資格を取得しても、スーパーフライヤーズカード(SFC)の発行が必ず保証されるわけではありません。

SFCの申し込みでは、現在保有しているANAカードの種類や、カード会社による審査にも注意が必要です。

日本のSFC修行では、修行を始める前に、将来保有したいSFCに対応するANAカードを取得しておくという方法が以前からよく知られています。

修行前に保有するANAカード目標のSFC切り替え・審査の注意点
ANA VISA/Mastercard 一般カードSFC一般カード再審査が必要となる可能性あり
ANA VISA/Mastercard ワイドカードSFC一般カード対応するカードランク。従来は再審査なしで切り替えられるとされてきた
ANA VISA/Mastercard ワイドゴールドカードSFCゴールドカード対応するカードランク
ANA VISAプラチナ プレミアムカードSFCプレミアムカード対応するカードランク
ANAアメリカン・エキスプレス一般カードSFCゴールドカード上位カードへの変更となり、審査が必要
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードSFCゴールドカード対応するカードランク

上記は、日本のSFC修行で一般的に知られているカードの対応関係と、過去の申し込み事例に基づく整理です。「再審査なし」とされてきた切り替えについても、現在のカード会社が無審査での発行を保証しているわけではありません。

なぜ修行前にワイドカードやゴールドカードを取得するのか?

ANA VISA/Mastercard ワイドカードは、SFC一般カードの取得を目指す場合に、従来からよく選ばれてきたカードです。

SFCゴールドカードを目指すなら、修行前にANAワイドゴールドカードを取得しておく方法があります。

American Expressの場合も、最初からANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを保有しておけば、一般カードからのランクアップを避けられます。

このように、修行前に希望するランクのカードを取得しておくことで、SFC入会時にカードのランクアップ審査が必要となるリスクを減らせます。

SFC修行を始める前に、一般・ゴールド・プレミアムのどのSFCを長期保有したいのか決めておくことが重要です。

ただし、対応するランクのカードへの切り替えであっても、再審査が必ず免除されるとは限りません。実際の手続きや審査条件は、申し込み時点のカード会社の規定に従います。

🔄 2028年のSFC制度変更|PLUSとLITEの違い

ANAは2028年4月1日から、スーパーフライヤーズカードのサービスを「SFC PLUS」と「SFC LITE」に分けます。

区分は、対象となるANAカード・ANA Payの年間決済額などによって決まります。

SFC PLUSとSFC LITEの比較

項目SFC PLUSSFC LITE
年間対象決済額300万円以上300万円未満
スターアライアンス資格ゴールドシルバー
スターアライアンス・ゴールドのラウンジ特典利用可能対象外
ANA国際線ラウンジ従来の対象サービス指定ANAラウンジのみ
ANA国内線ラウンジ従来の対象サービス混雑時を除き利用可能
優先チェックイン○○
手荷物の優先受け取り○○
SFCマイル特典条件達成で5,000マイル対象外

SFC LITEでもANAラウンジは使える?

2026年9月の制度見直しにより、SFC LITEにも一部のANAラウンジ利用特典が残されました。

国際線では、ANAグループ運航便に搭乗する場合、羽田・成田・ホノルルの指定ANAラウンジが対象です。

国内線では、年末年始やゴールデンウィークなどの混雑時を除き、対象ラウンジを利用できます。

SFC LITE向けの事前予約制度も導入予定で、詳細は2027年度に案内される予定です。

ただし、SFC LITEのANAラウンジ利用特典と、スターアライアンス・ゴールドのラウンジ特典は別物です。

2028年以降、SFC家族カードの特典はどうなる?

2028年4月からは、SFC家族会員にもSFC PLUS/SFC LITEの新制度が適用されます。

本会員がSFC PLUSの条件を満たしている場合、対象となる家族会員も対応するSFC PLUSの特典を利用できます。

一方、本会員がSFC LITEとなる場合、家族会員も従来と同じスターアライアンス・ゴールド特典を維持できるわけではありません。

家族全員でスターアライアンス・ゴールドの特典を活用したい場合は、本会員がSFC PLUSの条件を満たせるかどうかが重要です。

なお、対象となる家族カードの決済額は本会員の年間対象決済額に合算されます。家族の普段の支払いをまとめることで、SFC PLUSの条件達成に近づけることができます。

年間300万円に家族カードの利用額は含まれる?

対象となる家族カードの決済額は、本会員の利用額に合算されます。

決済年間利用額
本会員カード180万円
家族カード120万円
合計300万円

また、条件を満たす複数のANAカードも、ANAマイレージクラブの口座情報などに基づいて合算されます。

一方、ANAカードからANA Payへのチャージ自体は対象決済に含まれません。

海外発行のANAカードや法人用ANAカードも対象外です。

年間300万円未満だとSFCを失う?

いいえ。

年間決済額が300万円に届かなくても、SFC会員資格が自動的に取り消されるわけではありません。

翌年度はSFC LITEのサービスが適用され、区分は毎年判定されます。

ただし、スターアライアンス・ゴールドをSFCの特典として維持したい場合は、PLUSの条件が重要になります。

新制度の判定期間はいつから?

最初の決済額判定期間は、次のとおりです。

2026年12月16日~2027年12月15日

新制度の開始は 2028年4月1日 です。

なお、2028年の新制度下でSFCに新規入会する場合、原則としてSFC LITEからスタートします。ANAグループ運航便100万ライフタイムマイル達成者などには例外があります。

プラチナやダイヤモンドのステイタス有効期間中は、そのステイタスによるサービスも利用できます。

100万ライフタイムマイル達成者は?

ANAグループ運航便で100万ライフタイムマイルを達成した対象SFC会員は、年間決済額にかかわらずSFC PLUSとなります。

ただし、SFCマイル特典の5,000マイルについては、年間300万円以上の対象決済が必要です。

制度の詳細は、ANA公式・スーパーフライヤーズカード制度変更のお知らせで確認できます。

👤 2028年以降もSFC修行はおすすめ?

利用スタイル考え方
ANAを頻繁に利用する普段の搭乗でPPを貯めやすい
スターアライアンス各社をよく利用するゴールド資格の価値が高い
年間300万円を自然に決済できるSFC PLUSを維持しやすい
ANA国内線が中心SFC LITEの特典でも十分か検討
ANAにほとんど搭乗しない修行費用を回収できるか確認
日本国内のカード申込条件を満たさない修行前に申込資格を確認

2028年以降は、SFC修行に必要な航空券代だけでなく、取得後のカード決済額も重要です。

年間300万円を無理なく達成できる人と、SFC PLUSのために普段の決済方法を大きく変える必要がある人では、実際の価値が異なります。

🏁 まとめ|SFC修行は入会資格・総費用・家族カード・2028年新制度で判断

ANAスーパーフライヤーズカードは、ANAやスターアライアンス加盟航空会社を頻繁に利用する人にとって、魅力的な会員制度です。

特に注目したいのは、対象となる家族が個別に50,000 PPの修行をしなくても、SFC家族カードを通じて会員特典を利用できることです。

SFC修行を始める前に確認したいポイントは4つあります。

  1. 入会資格: プラチナ達成後に、日本国内発行のSFCカードを申し込めるか。
  2. 修行費用: シンプル・スタンダード・フレックスの実際の航空券代を比較し、50,000 PPまでの総額を計算する。
  3. 家族カードのメリット: 配偶者や家族にもSFC会員特典を利用する機会があるか。
  4. 2028年以降の維持条件: 年間300万円の対象決済でSFC PLUSを維持できるか。

羽田-那覇のような国内線修行では、PP単価だけでなく、必要な往復回数や交通費、時間も含めて比較することが重要です。

また、2028年からはSFC LITEにも一部のANAラウンジ特典が残る一方、本会員と家族会員がスターアライアンス・ゴールドを維持するには、SFC PLUSの条件が重要になります。

普段からANAを利用し、家族カードの利用額も含めて年間300万円の対象決済を自然に達成できる人にとって、SFC PLUSは引き続き長期的な価値があります。

一方、スターアライアンス・ゴールドだけを目的として修行する場合、取得後の維持条件を満たせないのであれば、修行費用に見合うか慎重に判断する必要があります。

まずSFCカードの申込資格を確認し、50,000 PPまでの実際の総費用を計算する。そのうえで家族カードのメリットと2028年以降の維持条件を比較してから、SFC修行を始めるか判断しましょう。

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