Aeroplan アジア Sweet Spots:ストップオーバーで最大47.5Kポイント節約

Aeroplanのアジア圏内特典航空券で面白いのは、短距離便の必要ポイントが少ないことだけではありません。

Aeroplanは実際の飛行距離に応じた特典航空券チャートを採用しており、さらに**+5,000 Aeroplan Pointsでストップオーバー**を追加できます。

2区間を別々に発券すると、それぞれの飛行距離に応じて必要ポイントが決まります。一方、ストップオーバーを利用して1枚の特典航空券にまとめると、旅程全体の実際の飛行距離の合計から距離帯が決まり、そこに5,000 Pointsが追加されます。

この仕組みを利用すると、同じ2区間でも必要ポイントに大きな差が生まれます。

実際にAeroplanで検索したところ、最大47.5K Aeroplan Pointsを節約できる旅程を見つけることができました。一方、組み合わせによっては5Kしか節約できず、ストップオーバーを利用したほうが高くなるケースもあります。

この記事では、AeroplanのWithin Pacific Business Classを距離帯ごとに組み合わせ、どのパターンが最も効率的なのかを実際の検索結果とともに検証します。

👉 Aeroplanの特典航空券チャート、提携航空会社、ポイントの貯め方、ストップオーバーの基本ルールについては、Aeroplan 完全ガイドでまとめています。

⭐ Aeroplan Within Pacific Business Class 必要ポイント

この記事では、Within PacificにおけるAll Other Partnersの固定必要ポイントを使って比較します。

実際の飛行距離Business Classストップオーバー追加後
0–1,000 miles20K25K
1,001–2,00030K35K
2,001–5,00052.5K57.5K
5,001–7,00072.5K77.5K
7,001+85K90K

ストップオーバーの追加に必要なのは、

+5,000 Aeroplan Points

です。

重要なのは「5Kでストップオーバーできる」という点だけではありません。

比較するべきなのは、

A → BとB → Cを別々に発券した場合

と、

A → B[ストップオーバー]→ Cとして1枚にまとめた場合

の必要ポイント差です。

この差を利用することで、Aeroplan独特のSweet Spotを見つけることができます。

🧮 Aeroplan Pacific ストップオーバーの全組み合わせ

Within Pacific Business Classの5つの距離帯を組み合わせると、以下のようになります。

順位第1区間第2区間合計後の距離帯別々に発券ストップオーバー節約
17,001+7,001+7,001+170K90K80K
25,001–7,0007,001+7,001+157.5K90K67.5K
35,001–7,0005,001–7,0007,001+145K90K55K
42,001–5,0002,001–5,0002,001–5,000105K57.5K47.5K
52,001–5,0007,001+7,001+137.5K90K47.5K
62,001–5,0005,001–7,0007,001+125K90K35K
72,001–5,0002,001–5,0005,001–7,000105K77.5K27.5K
81,001–2,0002,001–5,0002,001–5,00082.5K57.5K25K
91,001–2,0005,001–7,0005,001–7,000102.5K77.5K25K
101,001–2,0007,001+7,001+115K90K25K
110–1,0000–1,0000–1,00040K25K15K
120–1,0001,001–2,0001,001–2,00050K35K15K
130–1,0002,001–5,0002,001–5,00072.5K57.5K15K
140–1,0005,001–7,0005,001–7,00092.5K77.5K15K
150–1,0007,001+7,001+105K90K15K
162,001–5,0002,001–5,0007,001+105K90K15K
171,001–2,0005,001–7,0007,001+102.5K90K12.5K
180–1,0000–1,0001,001–2,00040K35K5K
191,001–2,0002,001–5,0005,001–7,00082.5K77.5K5K
200–1,0005,001–7,0007,001+92.5K90K2.5K
211,001–2,0001,001–2,0002,001–5,00060K57.5K2.5K
220–1,0002,001–5,0005,001–7,00072.5K77.5K−5K
230–1,0001,001–2,0002,001–5,00050K57.5K−7.5K

上位にある80K、67.5K、55Kという数字は、あくまで特典航空券チャート上の数学的な結果です。

距離計算上成立していても、実際にAeroplanがそのルートを1枚の特典航空券として発券できるとは限りません。

そこで重要になるのが、

数学的に有利な組み合わせの中から、実際にAeroplanで発券できるルートを探すこと

です。

実際に検索すると、効率の異なる4つのパターンを確認できました。

🔥 Sweet Spot 1:PER → SIN → TPEがBusiness 57.5K

今回確認できた中で最も強力だったのが、

2,001–5,000 + 2,001–5,000 → 合計も5,000 miles以下

という組み合わせです。

理想的なのは、それぞれの区間が、

2,001~2,499 miles

程度になるケースです。

各区間を単独で発券すると、どちらもBusiness Classは52.5K。

しかし2区間を合計しても5,000 milesを超えなければ、ストップオーバーを含む旅程全体も52.5Kの距離帯に収まります。

実際にAeroplanで確認できたルートは、Perth PER → Singapore SIN[5日間ストップオーバー]→ Taipei TPEです。

PER → SINはSingapore Airlines、SIN → TPEはEVA Airが運航しています。検索結果は以下のとおりです。

  • Business Class:57.5K Aeroplan Points
  • 現金負担:CA$223

この旅程を2区間に分けて発券した場合と比較してみます。

別々に発券すると、

発券方法Aeroplan Points
PER → SIN52.5K
SIN → TPE52.5K
別々に発券105K
ストップオーバー利用57.5K
節約47.5K

つまり、

105K → 57.5K

まで下がります。

節約できるのは、

47.5K Aeroplan Points

割合では約、

45.2%

です。

これは上の全組み合わせ表の第4位に該当します。

数学上はさらに大きく節約できる組み合わせがありますが、今回実際にAeroplanで確認できた中では、このパターンが最も強力でした。

🇯🇵 Sweet Spot 2:TPE → NRT → SINがBusiness 57.5K

日本をストップオーバーに使う場合にも、面白い組み合わせがあります。

パターンは、

1,001–2,000 + 2,001–5,000 → 合計5,000 miles以下

です。

日本でのストップオーバーを組み込める実例が、Taipei TPE → Tokyo NRT[10日間ストップオーバー]→ Singapore SINです。

TPE → NRTはEVA Air、NRT → SINはSingapore Airlinesが運航しています。検索結果は以下のとおりです。

  • Business Class:57.5K Aeroplan Points
  • 現金負担:CA$128

この2区間を別々に発券すると、TPE → NRTは30K、NRT → SINは52.5K必要です。

別々に発券すると、

TPE → NRT:30K

NRT → SIN:52.5K

合計:

82.5K

東京で10日間ストップオーバーして1枚にまとめると、

52.5K + 5K = 57.5K

したがって、

82.5K → 57.5K

となり、

25K Aeroplan Points

節約できます。

割合では約:

30.3%

です。

これは全組み合わせ表の第8位に該当します。

日本在住者の場合は逆方向だけでなく、東京を経由地としてアジア2都市を組み合わせる方法も探しやすいでしょう。

🇯🇵 Sweet Spot 3:OKA → TPE → HKGがBusinessわずか25K

日本発で特に面白い実例が、Okinawa OKA → Taipei TPE[10日間ストップオーバー]→ Hong Kong HKGです。

2区間ともEVA Airが運航しています。検索結果は以下のとおりです。

  • Economy:13K
  • Business Class:25K
  • 現金負担:CA$109

このルートのポイントは、2区間それぞれが1,000 miles以下で、さらに合計しても1,000 miles以下に収まることです。

この旅程が面白い理由は、

OKA → TPE <1,000 miles

TPE → HKG <1,000 miles

だけでなく、

2区間の合計も1,000 miles以下

に収まることです。

Business Classを別々に発券すると、

20K + 20K = 40K

です。

しかしストップオーバーを利用すると、

20K + 5K = 25K

したがって、

40K → 25K

となり、

15K Aeroplan Points

節約できます。

節約率は:

37.5%

です。

これは全組み合わせ表の第11位。

必要ポイントそのものが25Kと少ないため、沖縄発という条件が合う場合は非常に使いやすいSweet Spotです。

⚠️ 効率が低い例:TSA → GMP → HNDは5Kしか節約できない

逆に、2区間とも短距離だからといって、必ず大きなSweet Spotになるわけではありません。

実際に確認できたのが、Taipei TSA → Seoul GMP[10日間ストップオーバー]→ Tokyo HNDです。

TSA → GMPはEVA Air、GMP → HNDはANAが運航しています。検索結果は以下のとおりです。

  • Business Class:35K Aeroplan Points
  • 現金負担:CA$98

この2区間は、それぞれ単独ではどちらも1,000 miles以下です。

そのため、別々に発券すると、

20K + 20K = 40K

です。

しかし問題は、

2区間を合計すると1,000 milesを超える

ことです。

合計後は次の、

1,001–2,000 miles → 30K

の距離帯に入ります。

さらにストップオーバーの5Kを追加すると、

30K + 5K = 35K

です。

結果:

40K → 35K

節約できるのはわずか、

5K Aeroplan Points

節約率も:

12.5%

です。

これは全組み合わせ表の第18位に該当します。

OKA → TPE → HKGと比較すると違いが非常に分かりやすくなります。

ルート各区間合計距離帯別々に発券ストップオーバー節約
OKA → TPE → HKG<1K + <1K≤1K40K25K15K
TSA → GMP → HND<1K + <1K1–2K40K35K5K

どちらも、

1,000 miles以下 + 1,000 miles以下

です。

しかし合計距離が1,000 milesを超えるだけで、節約できるポイントは、

15K → 5K

まで減少します。

つまりAeroplanでは、

各区間の距離帯だけでなく、2区間を合計したあとにどの距離帯へ入るかが重要

です。

📊 実測4ルートを比較

今回Aeroplanで実際に確認した4ルートをまとめると、違いがはっきりします。

実測ルート2区間の組み合わせ合計距離帯別々に発券ストップオーバー節約
PER → SIN → TPE2–5K + 2–5K≤5K105K57.5K47.5K
TPE → NRT → SIN1–2K + 2–5K≤5K82.5K57.5K25K
OKA → TPE → HKG<1K + <1K≤1K40K25K15K
TSA → GMP → HND<1K + <1K1–2K40K35K5K

この4例を見ると、重要なのは特定の都市ではありません。

ポイントは、

別々に発券すると高い2区間を、合計後もできるだけ同じ距離帯に残すこと

です。

💡 Aeroplan Asia Sweet Spotsの探し方

全組み合わせから、実際に探す価値が高いパターンを3つに絞れます。

① 2,001~2,499 + 2,001~2,499 miles

最優先で探したい組み合わせです。

別々なら:

52.5K + 52.5K = 105K

合計が、

5,000 miles以下

なら、

57.5K

で発券できます。

最大:

47.5K節約

PER → SIN → TPEがこの実例です。

② 1,001~2,000 + 2,001~5,000 miles

合計を5,000 miles以下にできれば、

別々:

30K + 52.5K = 82.5K

ストップオーバー:

57.5K

差額:

25K

TPE → NRT → SINがこのパターンです。

③ 1,000 miles以下を2区間組み合わせる

ここでは合計距離が非常に重要です。

合計:

≤1,000 miles

なら、

40K → 25K

で 15K節約。

一方、

>1,000 miles

になると、

40K → 35K

となり、節約はわずか 5K。

OKA → TPE → HKGとTSA → GMP → HNDの違いが、まさにこの境界線です。

⚠️ ストップオーバーを使うほうが高くなる場合もある

Aeroplanのストップオーバーは、必ずポイントを節約できる仕組みではありません。

例えば、

0–1,000 + 2,001–5,000

の2区間を組み合わせた結果、合計距離が5,000 milesを超えた場合。

別々なら:

20K + 52.5K = 72.5K

ですが、ストップオーバーでは:

72.5K + 5K = 77.5K

となり、

5K多く必要

です。

さらに、

0–1,000 + 1,001–2,000

を組み合わせて合計2,000 milesを超えた場合、

別々:

20K + 30K = 50K

ストップオーバー:

52.5K + 5K = 57.5K

となり、

7.5K多く必要

です。

つまり、

ストップオーバーは自動的にお得になる割引制度ではありません。

AeroplanのSweet Spotは、距離帯ごとの必要ポイント差をうまく利用することで生まれます。

🔍 Aeroplan ストップオーバーの検索方法

Aeroplanのストップオーバーは、Air Canada公式サイトから直接検索できます。

PC版でストップオーバーを検索する方法

PC版のAir Canadaで、検索方法を:

Multi-city / Stopover

に変更し、

Book with Aeroplan points

にチェックを入れます。

出発地、最終目的地、出発日を入力したあと、検索欄の下にある Stopover をクリックすると、追加項目が表示されます。

入力するのは:

  • Stopover city: ストップオーバーする都市
  • Length of stopover: 滞在日数

です。

設定後に検索すると、

A → ストップオーバー City → C

を1枚のストップオーバー付き特典航空券として検索できます。

Sweet Spotを探す場合は、次の順番が分かりやすいです。

Step内容
12区間それぞれの特典航空券の空席を探す
2第1区間と第2区間の実際の飛行距離を確認
3それぞれ単独の場合の距離帯を確認
4別々に発券した場合の必要ポイントを計算
52区間の飛行距離を合計
6合計後の距離帯を確認
7ストップオーバーの5Kを追加
8別々に発券する場合と比較
9Aeroplanで旅程全体を実際に検索

特に重要なのは最後です。

距離計算上成立していても、Aeroplanで必ず発券できるとは限りません。

この記事で紹介した4ルートは、単純な距離計算だけではなく、実際にAeroplanの検索結果で確認したものです。

🏁 Aeroplan Asia Sweet Spotsまとめ

AeroplanのWithin PacificでSweet Spotを探すポイントは、

距離制特典航空券チャート × 5K ストップオーバー × 距離帯をまたがないこと

です。

今回実際に確認できた4ルートでは:

PER → SIN → TPE:105K → 57.5K、47.5K節約

TPE → NRT → SIN:82.5K → 57.5K、25K節約

OKA → TPE → HKG:40K → 25K、15K節約

TSA → GMP → HND:40K → 35K、5K節約

となりました。

特に狙いたいのは、

2,001–5,000 + 2,001–5,000 → 合計5,000 miles以下

という組み合わせです。

条件を満たす実際の旅程を見つけられれば、

105K → 57.5K

となり、

47.5K Aeroplan Points

を節約できます。

ただし、本当に覚えておきたいのはPER → SIN → TPEという特定のルートではありません。

Aeroplanでは、

特典航空券の空席を探す → 2区間の距離を計算 → 別々の必要ポイントを確認 → 合計距離帯を確認 → 5K ストップオーバーを追加 → Aeroplanで実際に検索

という考え方を覚えておけば、特典航空券の空席状況に合わせて新しいSweet Spotを自分で探すことができます。

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