アメリカ発行のクレジットカードを持っているなら、日本での支払いでも高還元を狙えます。
レストランでは最大6X ThankYou Points、航空券では5X Membership Rewards、交通や旅行でも3X〜4Xのポイントを獲得できるカードがあります。
そして、日本でアメリカ発行カードを使うなら特に活用したいのがApple Pay Suicaです。
ポイントは、Apple Pay SuicaへのチャージがAmerican ExpressではTransit(交通)として扱われること。これを利用すると、Suicaへのチャージで3X〜最大4X Membership Rewardsを狙えます。
チャージしたSuicaは電車や地下鉄だけでなく、コンビニ、ドラッグストア、百貨店、カフェ、レストランなどでも利用できます。そのため、本来なら1Xになりやすい日本での日常的な支払いにも、Transitカテゴリーの高還元を広げられるのが大きなメリットです。
この記事で紹介するアメリカ発行カードは、すべて海外取引手数料(Foreign Transaction Fee)がかからないカードです。
Membership Rewardsを中心に貯めるならApple Pay Suica、Atmos Rewardsを貯めるならAtmos Rewards Summit Visa Infiniteというように、日本での利用目的に合わせてカードを使い分けることができます。
⭐ 日本で使うアメリカ発行クレジットカード比較
American Express Business Gold Card: Suicaへのチャージで4X MRを獲得するには、TransitがそのBilling CycleにおけるTop 2 Eligible Categoriesに入る必要があります。
Suica: 残高上限は**¥20,000**。コンビニ、ドラッグストア、百貨店、レストラン、交通などの日常利用に向いています。
Citi Strata Elite: 通常の対象レストラン利用は3X TYP、Citi Nightsの対象時間帯なら6X TYPです。
Atmos Rewards Summit Visa Infinite: 日本での対象となる海外利用は3X Atmos Points。カード利用によってAtmos Rewards Status Pointsも獲得できます。
📱 Apple Pay Suica:日本の日常利用を3X〜最大4X MRに
日本でアメリカ発行のAmerican Expressカードを使うなら、特に活用したいのがApple Pay Suicaです。
ポイントは、Apple Pay SuicaへのチャージがAmerican ExpressではTransit(交通)として扱われることです。
American Express Green Cardなら対象となるSuicaチャージで3X Membership Rewards。
American Express Business Gold Cardなら、TransitがそのBilling CycleのTop 2 Eligible Categoriesに入ることで、対象となるSuicaチャージで最大4X Membership Rewardsを獲得できます。
つまり、Suica自体に特別なボーナスがあるのではなく、SuicaチャージがTransitとして扱われることを利用した方法です。
そして、この方法が日本で特に強い理由は、チャージしたSuicaを交通以外にも使えることです。
コンビニ、ドラッグストア、百貨店、カフェ、レストランなど、通常なら1Xになりやすい支払いでも、Suicaが使える店舗なら3X/最大4X MRを狙える範囲に広げられます。
なお、Suicaの残高上限は**¥20,000**です。

🥇 American Express Business Gold:Suicaで最大4X MR
アメリカ発行のAmerican Express Business Gold Card(アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード)は、この方法で特に注目したいカードです。
Business Goldでは対象カテゴリーのうち、そのBilling Cycleで利用額が多い上位2カテゴリーに対して、
4X Membership Rewards
を獲得できます。
Transitも4X対象カテゴリーに含まれるため、
Business Gold → Apple Pay Suica → 日本で日常利用
という使い方ができます。
たとえば東京の百貨店で¥15,000の買い物をする場合、カードで直接支払うと通常還元になる可能性があります。
その店舗がSuicaに対応していれば、
Business Gold → Suicaへチャージ → Suicaで支払い
という方法が使えます。
ただし、重要な条件があります。
TransitがそのBilling CycleのTop 2 Eligible Categoriesに入る必要があります。
そのため、Business GoldからSuicaへチャージすれば必ず4Xになるわけではありません。
日本でSuicaへのチャージ額が多く、TransitがTop 2に入る使い方なら、日常利用から効率よくMRを貯められます。
Suicaの残高上限は**¥20,000**なので、高額決済よりも日常的な支払いに向いています。

🥈 American Express Green:Suicaでシンプルに3X MR
アメリカ発行のAmerican Express Green Card(アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード)は、よりシンプルです。
主な還元率は、
Transit → 3X MR
Travel → 3X MR
Restaurants Worldwide → 3X MR
です。
Apple Pay Suicaへのチャージでも、
American Express Green → Apple Pay Suica → 3X MR
という使い方ができます。
Business GoldのようにTop 2カテゴリーを気にする必要がないため、シンプルに使いたい人にはGreenの方がわかりやすいでしょう。
電車移動が多い東京では、Travel・Transit・Diningのすべてが3Xになる点も使いやすい特徴です。

🍣 百貨店内のレストランでもSuicaが便利
日本でクレジットカードを使うときに注意したいのが、**加盟店カテゴリーコード(Merchant Category Code、MCC)**です。
レストランで食事をしたからといって、必ずクレジットカード会社からRestaurantとして判定されるとは限りません。
特に百貨店内のレストラン、ホテル内のレストラン、大型商業施設内の飲食店では注意が必要です。
たとえば百貨店内のレストランでAmerican Express Gold Cardを使い、
4X MR
を期待していても、別カテゴリーとして処理されればレストランボーナスの対象にならない可能性があります。
その店舗がSuicaに対応しているなら、
Business Gold → Suica → 最大4X MR
または、
Green → Suica → 3X MR
という方法があります。
カード側ではSuicaへのチャージとして処理されるため、最終的な店舗のMCCを気にする必要がありません。
これは日本でApple Pay Suicaを使う大きなメリットのひとつです。
💳 Membership Rewardsだけ貯めるならSuicaを中心にする
日本でMembership Rewardsを中心に貯めるなら、日常利用はかなりシンプルにできます。
まず確認するのは、
「Suicaで払えるか?」
です。
Suicaが使えるなら、
American Express Business Gold Card → Suica → 最大4X MR
または、
American Express Green Card → Suica → 3X MR
コンビニ、ドラッグストア、百貨店、駅ナカ、カフェ、一部のスーパー、レストランなど、日本の日常生活のかなり広い範囲をカバーできます。
MCCが確実にRestaurantになる店舗なら、
American Express Gold Card → 4X MR
レストランのMCCが不明なら、
Business Gold → Suica → 最大4X MR
航空会社から直接航空券を購入するなら、
American Express Platinum Card → 5X MR
Business GoldのTop 2カテゴリーを気にせず日常利用したいなら、
Green → Suica → 3X MR
という使い分けができます。
日本でMRを貯める場合、Apple Pay Suicaを中心にするとカードの使い分けをかなりシンプルにできます。
🌏 Atmos Rewards Summit:日本で3X+Status Points
Membership RewardsではなくAtmos Rewardsを貯めるなら、Atmos Rewards Summit Visa Infiniteは日本で非常に使いやすいカードです。
対象となる海外利用で、
3X Atmos Points
を獲得できます。
アメリカ発行カードを日本で利用する場合、対象となる決済なら百貨店・ドラッグストア・スーパー・一般店舗など、細かなカテゴリーを考える必要がありません。
さらにSummitではカード利用によって、
US$2利用 = 1 Atmos Rewards Status Point
を獲得できます。
Suicaは残高上限が¥20,000なので、それを超える高額決済では、
Atmos Rewards Summit → 3X Atmos Points + Status Points
Capital One Venture X → 2X Miles
Citi Strata Elite → 1.5X TYP
などが候補になります。
Atmos RewardsのElite Statusも目指しているなら、Summitはポイント獲得とStatus Points獲得を同時に進められるのが大きな特徴です。
🍣 東京のレストラン:Amex Gold 4X、Citi Strata Eliteは最大6X
通常のレストランとして正しく判定される店舗なら、American Express Gold Cardがシンプルです。
Restaurants Worldwide → 4X MR
そのほか、
American Express Green Card → 3X MR
Citi Strata Premier → 3X TYP
Chase Sapphire Reserve → 3X UR
Capital One Savor → 3%
などがあります。
さらにCiti Strata EliteにはCiti Nightsがあります。
通常の対象レストランでは、
3X TYP
Citi Nightsの対象時間帯では、
6X TYP
を獲得できます。
Citi Nightsは米国東部時間(ET)が基準なので、日本時間ではアメリカのサマータイムによって対象時間が変わります。
日本での使い分けは、
通常のレストラン → Amex Gold 4X MR
Citi Nights対象時間 → Citi Strata Elite 6X TYP
百貨店などMCCが不明なレストラン → Suica 最大4X MR
と考えるとわかりやすいでしょう。
🛒 日本のスーパー:Citi Strata PremierとCapital One Savor
日本のスーパーで直接カード決済するなら、
Citi Strata Premier → 3X TYP
Capital One Savor → 3%
が使いやすい選択肢です。
注意したいのがAmerican Express Gold Cardです。
Goldのスーパーに対する4X還元はU.S. Supermarkets限定なので、日本のスーパーで4Xになるわけではありません。
ただし、そのスーパーがSuicaに対応している場合は、
Business Gold → Suica → 最大4X MR
Green → Suica → 3X MR
という方法があります。
Membership Rewardsを優先するなら、まずSuicaが使えるか確認するのがシンプルです。
🚃 日本の交通:Business Goldは最大4X、GreenとInk Preferredは3X
日本の電車、地下鉄、タクシーなどの対象となる交通費は、Suicaを経由しなくてもカードのTransit/Travelカテゴリー加算を利用できます。
American Express Business Gold Cardは、TransitがそのBilling CycleのTop 2 Eligible Categoriesに入れば、対象となる交通利用で最大4X MR。
American Express Green Cardは、対象となるTransit利用で3X MRを獲得できます。
Chase Ultimate Rewardsを貯めるなら、Chase Ink Business Preferredも対象となるTravel利用で3X URです。
Business GoldとGreenはApple Pay Suicaへの対象チャージでもTransitカテゴリーを活用できるため、交通だけでなく日本の日常利用にもこのカテゴリー加算を広げられるのが大きな特徴です。です。
✈️ 日本から航空券を買うなら最大5X MR
航空会社から直接航空券を購入する場合は、
American Express Platinum Card → 5X MR
Chase Sapphire Reserve → 4X UR
American Express Gold Card → 3X MR
American Express Green Card → 3X MR
Ink Business Preferred → 3X UR
Citi Strata Premier → 3X TYP
などがあります。
Membership Rewardsを優先するなら、航空会社から直接購入する航空券ではAmerican Express Platinumの5Xが高還元です。
一方、URやTYPを貯めたい場合は、それぞれのポイント戦略に合わせてカードを使い分けられます。
🏨 日本のホテル:直接予約なら最大4X
ホテルへ直接予約・支払いする場合は、
Chase Sapphire Reserve → 4X UR
そのほか、
American Express Green Card → 3X MR
Ink Business Preferred → 3X UR
Citi Strata Premier → 3X TYP
などがあります。
Marriott、Hilton、Hyatt、IHGなどに宿泊する場合は、アメリカ発行のホテル提携カードも比較する価値があります。
ホテルポイントやElite Statusを重視する場合は、一般的なTravel Cardよりホテル提携カードで直接支払った方が適しているケースもあります。
🎬 エンタメ・Suica上限を超える高額決済
Capital One Savorは対象となるEntertainmentで、
3% Cash Back
を獲得できます。
一方、Suicaの残高上限は¥20,000です。
そのため、高額な買い物やSuicaが利用できない店舗では、
Atmos Rewards Summit Visa Infinite → 3X Atmos Points + Status Points
Capital One Venture X → 2X Miles
Citi Strata Elite → 1.5X TYP
などを使い分けることができます。
この部分は日本特有のカテゴリーというより、どのポイントを貯めたいかで選ぶのが基本です。
💱 日本ではUSDではなくJPYを選ぶ
アメリカ発行のクレジットカードを日本で使うときに、もうひとつ覚えておきたいポイントがあります。
決済端末で、
JPY
または
USD
を選択する画面が表示された場合は、
JPY
を選びます。
USDを選ぶと、**Dynamic Currency Conversion(DCC/動的通貨換算)**によって、店舗側や決済事業者の為替レートで米ドルへ換算される場合があります。
そのため基本的には、
日本での支払い → JPYを選択
として、カードネットワーク側で通貨換算させる方がシンプルです。
🏁 まとめ:日本ではまず「Suicaで払えるか?」を確認
日本で使いやすいアメリカ発行クレジットカードは多数あります。
American Express Gold Cardなら対象レストランで4X MR、Citi Strata EliteならCiti Nightsで最大6X TYP、American Express Platinum Cardなら対象航空券で5X MRを獲得できます。
しかし、日本ならではの使い方として特に重要なのがApple Pay Suicaです。
コンビニ、ドラッグストア、百貨店、レストランなどSuica対応店舗なら、
American Express Business Gold Card → Apple Pay Suica → 最大4X MR
または、
American Express Green Card → Apple Pay Suica → 3X MR
という使い方ができます。
百貨店内のレストランなど、MCCがRestaurantになるかわからない店舗でもSuicaを利用できるのは大きなメリットです。
そのため、日本でMembership Rewardsを貯めるときは、
「この店は何カテゴリー?」
より先に、
「Suicaで払える?」
と考える方がシンプルです。
一方、Suicaの¥20,000上限を超える決済やAtmos Rewardsを貯めたい場合は、Atmos Rewards Summit Visa Infiniteが使いやすく、
対象海外利用3X Atmos Points + カード利用によるStatus Points
を同時に獲得できます。
日本でのアメリカ発行カード利用は、最終的に次の2つを軸にするとシンプルです。
Membership Rewardsを貯める → Apple Pay Suicaを中心にする
Atmos Rewardsを貯める → Atmos Rewards Summitを中心にする
そこにAmerican Express Gold Cardのレストラン4X、Citi Strata EliteのCiti Nights、American Express Platinum Cardの航空券5Xなどを組み合わせると、日本でのカード利用をさらに効率化できます。





