アメリカの5大クレカポイントを徹底比較!マイル移行ならどれがおすすめ?

アメリカのクレジットカードを活用するうえで、最も重要な仕組みのひとつが**トランスファラブル・ポイント(Transferable Credit Card Points)**です。

代表的なポイントプログラムは、以下の5つです。

American Express Membership Rewards(MR)
Chase Ultimate Rewards(UR)
Citi ThankYou Points(TYP)
Capital One Miles
Bilt Rewards

これらのポイントは、航空会社のマイレージやホテルプログラムへ移行できるため、特定の航空会社やホテルだけに縛られず、必要なタイミングで最適なプログラムを選べるのが大きなメリットです。

この記事では、5大ポイントプログラムについて、カテゴリー別の還元率・航空会社の移行パートナー・ホテルの移行パートナーをまとめて比較します。


5大ポイントプログラム比較

ポイント主な強み注目の移行パートナー
Amex MRレストラン・スーパー・航空券ANA
Chase URレストラン・ホテルUnited・Hyatt
Citi TYPレストラン・ガソリン・スーパーCiti TYP|レストラン・ガソリン・スーパー|American Airlines・JAL・EVA Air
Capital One Miles日常利用2XJAL・EVA Air
Bilt RewardsHousing・Rent DayJAL・United・Hyatt

重要なのは、1種類のポイントだけを貯めることではありません。

利用カテゴリー × 利用したい航空会社・ホテル

を基準にカードを組み合わせることで、より効率的にポイントを貯められます。


どのポイントが最も貯まりやすい?

以下では、各社のTravel Portal経由のボーナス還元を基本的に除外し、航空会社・ホテル・店舗などへの直接支払いを中心に比較します。

レストラン

ポイントおすすめカード還元率
Amex MRAmex Gold4X
Chase URSapphire Reserve3X
Citi TYPStrata Premier3X
Capital OneSavor + Miles Card3X
BiltObsidian3X

アメリカ国内のレストラン

Amex Gold → 4X

レストラン利用でトランスファラブル・ポイントを貯めるなら、Amex Goldは非常に強力です。

海外レストラン

海外でのレストラン利用では、

Amex Gold → 4X
Chase Sapphire Reserve → 3X

が有力です。

Chase Sapphire ReserveはVisaブランドのため、海外でのカード決済でも使いやすいのがメリットです。


スーパーマーケット・食料品

ポイントおすすめカード還元率
Amex MRAmex Gold4X U.S. Supermarkets
Chase URFreedom Flex5X Rotating
Citi TYPStrata Premier3X
Capital OneSavor + Miles Card3X
BiltObsidian3X

通常時の還元率なら、

U.S. Supermarkets → Amex Gold 4X

が非常に強力です。

Freedom Flexは、四半期ごとの5XカテゴリーにGrocery Storesが設定された場合、5Xを獲得できます。

ただし、Amex Goldの4XはU.S. Supermarkets限定であり、海外のスーパーは対象外です。


航空券

ここではTravel Portalを利用せず、航空会社から直接航空券を購入する場合を比較します。

ポイントおすすめカード還元率
Amex MRAmex Platinum5X
Chase URSapphire Reserve4X
Citi TYPStrata Premier3X
Capital OneVenture / Venture X2X
BiltPalladium2X

航空券 → Amex Platinum 5X

航空券を直接購入する機会が多い人にとって、Amex Platinumの5Xは大きなメリットです。


ホテル

ホテルも各社のTravel Portalを除外し、ホテルへの直接支払いを比較します。

ポイントおすすめカード還元率
Amex MRAmex Green3X
Chase URSapphire Reserve4X
Citi TYPStrata Premier3X
Capital OneVenture / Venture X2X
BiltPalladium2X

ホテル → Chase Sapphire Reserve 4X

Marriott、Hyatt、IHGなどのホテルステータスを活用している場合、ポイント還元だけを目的にTravel Portalを利用するより、ホテルへ直接予約した方が使いやすいケースもあります。


ガソリン

ポイントおすすめカード還元率
Amex MRBusiness Gold*4X
Chase URFreedom Flex*5X
Citi TYPStrata Premier3X
Capital OneVenture / Venture X2X
BiltPalladium2X

* Business Goldは対象カテゴリーの条件を満たす必要があります。Freedom Flexの5Xは四半期ごとのボーナスカテゴリーによって異なります。

年間を通して使える個人カードとして考えるなら、

ガソリン → Citi Strata Premier 3X

がシンプルです。


日常利用

ポイントおすすめカード還元率
Amex MRBlue Business Plus2X*
Chase URFreedom Unlimited1.5X
Citi TYPDouble Cash2X
Capital OneVenture / Venture X2X
BiltPalladium2X

* Blue Business Plusの2Xには年間利用上限があります。

Capital Oneのメリットは、複雑なカテゴリーを考えなくても、

Venture / Venture X → 日常利用2X

を獲得できることです。


利用カテゴリー別おすすめカード

ここまでの内容を簡単にまとめると、以下のようになります。

利用カテゴリーおすすめカード還元率
レストランAmex Gold4X
海外レストランAmex Gold / Chase Sapphire Reserve4X / 3X
U.S. SupermarketsAmex Gold4X
航空券Amex Platinum5X
ホテルChase Sapphire Reserve4X
ガソリンCiti Strata Premier3X
日常利用Venture / Venture X2X
HousingBilt Cards最大1.25X

5つのポイントプログラムの役割をさらに簡単にすると、

Amex MR → レストラン・U.S. Supermarkets・航空券

Chase UR → ホテル・海外レストラン

Citi TYP → ガソリン

Capital One Miles → 日常利用

Bilt Rewards → Housing

という使い分けができます。


航空会社の移行パートナー比較

以下は通常時の移行比率を1,000ポイント単位に統一した比較です。

期間限定のTransfer Bonusは含めていません。

— = 直接移行不可

Airline ProgramAmex MRChase URCiti TYPCapital OneBilt
Aer Lingus AerClub1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Aeromexico Rewards1,000→1,6001,000→1,000
Air Canada Aeroplan1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Air France-KLM Flying Blue1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
ANA Mileage Club1,000→1,000
American Airlines AAdvantage1,000→1,000
Atmos Rewards1,000→1,000
Avianca LifeMiles1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
British Airways Club1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Cathay Pacific Asia Miles1,000→8001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Delta SkyMiles1,000→1,000
Emirates Skywards1,000→8001,000→1,0001,000→7501,000→1,000
Etihad Guest1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
EVA Air Infinity MileageLands1,000→1,0001,000→750
Finnair Plus1,000→1,000
Iberia Club1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Japan Airlines Mileage Bank1,000→1,0001,000→7501,000→1,000
JetBlue TrueBlue1,000→8001,000→1,0001,000→1,0001,000→600
Qantas Frequent Flyer1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Qatar Airways Privilege Club1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Singapore Airlines KrisFlyer1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Southwest Rapid Rewards1,000→1,0001,000→1,000
TAP Miles&Go1,000→1,0001,000→1,000
Thai Airways Royal Orchid Plus1,000→1,000
Turkish Airlines Miles&Smiles1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
United MileagePlus1,000→1,0001,000→1,000
Virgin Atlantic / Virgin Red1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000

**※ Citi TYP:**表内の移行比率は、通常の移行比率を利用できる対象カードを基準としています。一部の年会費無料 ThankYou カードからも多くのパートナーへ移行できますが、比率は通常より低く、多くの航空会社では 1,000 TYP → 700マイルとなります。対象カードと移行比率はパートナーによって異なります。

日本・アジア在住者にとって特に注目したいのは、

ANA → MR:1,000 → 1,000

American Airlines → Citi:1,000 → 1,000

Atmos Rewards → Bilt:1,000 → 1,000

EVA Air → Citi:1,000 → 1,000
Capital Oneは1,000 → 750。

JAL → Citi / Bilt:1,000 → 1,000
Capital Oneは1,000 → 750。

United → Chase / Bilt:1,000 → 1,000

です。


ホテルの移行パートナー比較

ホテルについても、クレジットカード側の1,000ポイントを基準に移行比率を統一しています。

Hotel ProgramAmex MRChase URCiti TYPCapital OneBilt
World of Hyatt1,000→750*1,000→1,000
Hilton Honors1,000→2,0001,000→1,000
Marriott Bonvoy1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
IHG One Rewards1,000→1,0001,000→1,000
Wyndham Rewards1,000→1,0001,000→1,0001,000→1,0001,000→1,000
Choice Privileges1,000→1,0001,000→1,5001,000→1,000
ALL – Accor Live Limitless1,000→5001,000→5003,000→2,000
Preferred Hotels / I Prefer1,000→2,0001,000→2,0001,000→1,000
Leaders Club1,000→2501,000→200

* ChaseからHyattへの通常移行比率は1,000 UR → 750 Hyatt Points。対象カードでは1,000 → 1,000を維持できます。

ホテル移行の特徴を簡単にまとめると、

Hyatt → Bilt / Chase

Hilton → Amex

Marriott → Amex / Chase / Bilt

IHG → Chase / Bilt

Wyndham → Chase / Citi / Capital One / Bilt

Choice → Citi:1,000 → 1,500

Accor → Bilt:3,000 → 2,000

Preferred Hotels → Citi:1,000 → 2,000

となります。


どのポイントプログラムがおすすめ?

American Express Membership Rewards

おすすめ:

レストラン + U.S. Supermarkets + 航空券 + ANA

カードを組み合わせるなら、

Amex Gold + Amex Platinum + Blue Business Plus

が非常に使いやすい構成です。

👉 American Express Membership Rewards 完全ガイド


Chase Ultimate Rewards

おすすめ:

ホテル + 海外レストラン + United + Hyatt

Sapphire、Freedom、Inkシリーズを組み合わせることで、個人カードからビジネスカードまで幅広い使い方ができます。

👉 Chase Ultimate Rewards完全ガイド


Citi ThankYou Points

おすすめ:

ガソリン + American Airlines + EVA Air

特に、

American Airlines AAdvantage → 1,000:1,000

Japan Airlines Mileage Bank → 1,000:1,000

EVA Air Infinity MileageLands → 1,000:1,000

という移行先は、Citi TYPの大きな特徴です。

👉 Citi ThankYou Points 完全ガイド


Capital One Miles

おすすめ:

おすすめ:

日常利用 + 幅広い航空会社へのポイント移行

VentureとVenture Xは、基本利用でシンプルに

US$1 → 2 Miles

を獲得できます。

さらにSavorなど対象のCash BackカードをMilesカードと組み合わせることで、Capital Oneのポイント戦略を広げることができます。

👉 Capital One Miles 完全ガイド


Bilt Rewards

おすすめ:

Housing + JAL + Atmos + United + Hyatt

Bilt最大の特徴は、Housing関連の支払いからポイントを獲得できること。

さらにJAL、Atmos Rewards、United、World of Hyattなど、他のポイントプログラムとは異なる魅力的な移行パートナーを持っています。

👉 Bilt Rewards 完全ガイド


まとめ

アメリカの5大トランスファラブル・ポイントには、それぞれ異なる強みがあります。

シンプルに使い分けるなら、

Amex Gold → レストラン / U.S. Supermarkets 4X

Amex Platinum → 航空券 5X

Chase Sapphire Reserve → ホテル 4X / レストラン 3X

Citi Strata Premier → ガソリン 3X

Venture / Venture X → 日常利用 2X

Bilt → Housing

という組み合わせが分かりやすいでしょう。

重要なのは、最初からひとつの航空会社のマイルに固定するのではなく、

MR + UR + TYP + Capital One Miles + Bilt Rewards

のように複数のトランスファラブル・ポイントを持っておくことです。

実際に特典航空券やホテルを予約するときに、

Award Space(特典枠)+ Transfer Ratio(移行比率)+ Required Miles(必要マイル数)

を比較して、最も有利なプログラムへポイントを移行する。

これが、アメリカのクレジットカードポイントを最大限活用する基本戦略です。


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