Amex Platinum vs Business Platinum|米国Amexプラチナカードを徹底比較

American Express Platinum Card(アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード)とAmerican Express Business Platinum Card(アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード)は、どちらもMembership Rewardsを貯められる米国発行のプレミアムカードです。空港ラウンジや高級ホテルなど、旅行特典にも多くの共通点があります。

ただし、2枚の役割は同じではありません。

American Express Platinum Cardは個人の旅行やライフスタイル特典を重視した設計です。一方、American Express Business Platinum Cardは対象となる事業支出へのポイント還元、ビジネス向けクレジット、さらに35% Airline Bonusを備えています。

つまり、比較のポイントは単純な「個人カード vs ビジネスカード」ではなく、個人旅行・ライフスタイルと、事業経費・出張のどちらを中心に使うかです。

👉 American Express Platinum Cardの詳細

👉 American Express Business Platinum Cardの詳細


⭐ Amex Platinum vs Business Platinum 完全比較

項目Amex PlatinumBusiness Platinum
Annual FeeUS$895US$895
ポイントMembership RewardsMembership Rewards
通常利用1X MR1X MR
航空券航空会社からの直接購入/Amex Travel:5X MR、対象利用は年間US$500,000までAmexTravel.com:5X MR
Amex Travel 前払いホテル5X MR5X MR
対象事業支出—対象ビジネスカテゴリー/1回US$5,000以上の対象決済:2X MR、年間合計US$2 millionまで
主なクレジットHotel、Resy、Digital Entertainment、Uber、Airline Fee、CLEAR+などHotel、Dell、Adobe、Indeed、ChatGPT Business、Wireless、Airline Fee、CLEAR+など
Hotel Credit年間最大US$600年間最大US$600
35% Airline Bonus—✓
空港ラウンジGlobal Lounge CollectionGlobal Lounge Collection
Fine Hotels + Resorts✓✓
The Hotel Collection✓✓
ホテル会員資格Hilton Honors Gold、Marriott Bonvoy Gold Elite、Leaders Club SterlingHilton Honors Gold、Marriott Bonvoy Gold Elite、Leaders Club Sterling
Global Entry / TSA PreCheck✓✓
海外利用手数料0%0%

💳 ポイント還元の違い

通常利用ではどちらも同じ基本還元となるため、実際に差が出るのは航空券と事業支出です。

Amex Platinum:航空会社からの直接購入でも使いやすい

個人向けAmex Platinumの特徴のひとつが、対象航空券を航空会社から直接購入した場合でも高いポイント還元を受けられることです。

Amex Travelを経由する必要がないため、ANAやJALを含め、普段から航空会社公式サイトで航空券を購入する人にも使いやすい仕組みです。

予約変更や座席指定などを航空会社側で直接管理したい場合にも、この違いは実用的です。

Business Platinum:対象となる事業支出にも高還元

Business Platinumには、個人版にはない事業支出向けのポイント還元があります。

対象となるビジネスカテゴリーに加え、1回US$5,000以上の対象決済でも通常より高い還元率が適用されます。

設備、ソフトウェア、物流など、まとまった金額の事業支出が発生する場合、通常利用とは別のMembership Rewards獲得手段になります。

そのためポイント還元だけを見ると、Amex Platinumは航空会社から直接購入する航空券、Business Platinumは対象となる事業支出にそれぞれ特徴があります。


💰 Creditsと年間特典

両カードとも多数のクレジットがありますが、対象となる支出はかなり異なります。

Amex Platinum:旅行・レストラン・日常生活

個人版Amex Platinumは、ホテル、レストラン、Uber、デジタルサービス、航空関連費用、CLEAR+など、個人の旅行や日常生活に関連する特典が中心です。

Resy、Uber、Digital Entertainmentなどを普段から利用している場合は、日常の支出と特典を重ねやすくなります。

一方で、毎月・四半期・半年ごとなど利用期間が区切られているものもあるため、すべての額面をそのままカードの実質価値として考えるのは適切ではありません。

Business Platinum:事業経費+出張

Business Platinumでは、Dell Technologies、Adobe、Indeed、ChatGPT Business、米国内のWirelessサービスなど、事業活動に関連する特典の比重が高くなっています。

さらにホテル、航空関連費用、CLEAR+などの旅行特典も組み合わされているため、全体としては

事業経費+出張

をカバーする設計です。

もともと会社で利用しているサービスが対象なら経費削減につながりやすい一方、クレジットを使うためだけに新しいサービスを契約する場合、実質的な価値は低くなります。


✈️ トラベル特典と空港ラウンジ

旅行関連では、2枚にかなり多くの共通点があります。

空港ラウンジ

両カードともAmerican Express Global Lounge Collectionを利用できます。

対象ネットワークには以下のようなラウンジが含まれます。

  • The Centurion Lounge
  • Priority Pass Select
  • Delta Sky Club
  • その他の対象提携ラウンジ

Delta Sky Clubは対象となるDelta便への搭乗など、現在の利用条件が適用されます。Priority Pass Selectは事前登録が必要です。

同伴者の利用条件もラウンジプログラムによって異なります。

日本―米国間の旅行や米国内での乗り継ぎを考えても、空港ラウンジだけなら2枚に大きな性格の違いはありません。

高級ホテル特典

ホテル特典についても共通点が多くあります。

両カードともFine Hotels + ResortsとThe Hotel Collectionを利用でき、Hilton Honors Gold、Marriott Bonvoy Gold Elite、Leaders Club Sterlingなどの対象ホテル会員資格があります。

対象となるAmerican Express Travelのホテル予約に利用できるHotel Creditもあります。

そのため、FHR、Hotel Credit、ホテル会員資格だけで2枚を区別するのは難しくなっています。

Business Platinumの特徴がより明確になるのは、Membership Rewardsを航空券に使う場面です。

Business Platinumの35% Airline Bonus

Business Platinumには、個人版Amex Platinumにはない35% Airline Bonusがあります。

American Express TravelでMembership RewardsのPay with Pointsを使って対象航空券を予約すると、条件を満たした場合に使用ポイントの35%が還元されます。

これはMembership RewardsをANA Mileage Clubなどへ移行して特典航空券を予約する方法とは別の選択肢です。

特典航空券の空席があり、必要マイル数が魅力的なら航空会社へのポイント移行を利用できます。

一方、出張では「この日のこの便に乗る必要がある」というケースも多く、特典航空券の空席に合わせられないことがあります。

そのような場合、Business PlatinumのPay with Pointsと35% Airline Bonusは、MRを対象となる有償航空券に使う別ルートになります。

個人版Amex Platinumには同じ35% Airline Bonusはありません。


🔄 Membership Rewardsとポイント移行

ポイント移行先については、2枚に本質的な違いはありません。

どちらもAmerican Express Membership Rewardsを貯めるため、同じポイント移行エコシステムを利用できます。

対象プログラムにはANA Mileage Club、Air Canada Aeroplan、Flying Blue、Singapore Airlines KrisFlyerなどの航空会社に加え、Hilton HonorsやMarriott Bonvoyなどがあります。

日本のマイル利用者にとっては、Membership RewardsからANA Mileage Clubへ直接ポイントを移行できることも重要な特徴です。

したがって、この2枚ではTransfer Partnerそのものより、どの支出でMRを貯め、どの方法でMRを使うかを見るほうが重要です。

Amex Platinumは個人旅行と航空券購入、Business Platinumは対象となる事業支出と35% Airline Bonusという違いがあります。

👉 American Express Membership Rewards完全ガイド


⚠️ Business Platinumは単なる「法人版Platinum」ではない

名前と旅行特典が似ているため、Business Platinumを単純にAmex Platinumのビジネス版と考えやすいですが、実際の使い方には違いがあります。

Business Platinumには、35% Airline Bonusや対象事業支出へのポイント還元など、個人版にはない仕組みがあります。

逆に個人版Amex Platinumには、Resy、Uber、Digital Entertainmentなど、個人の生活支出と組み合わせやすい特典があります。

またBusiness PlatinumはBusiness Cardなので、申込時に事業に関する情報が必要となり、一般的な個人カードとは申込の性格も異なります。

そのため、まず個人支出と事業支出を分けて考えることが、この2枚を比較するうえで重要です。


👤 利用スタイル別に見る2枚の違い

個人旅行・日常生活で使う

個人旅行、航空会社から直接購入する航空券、レストラン、Uber、対象となるデジタルサービスなどの利用が中心なら、Amex Platinumの特典はこれらの支出と重なりやすくなっています。

事業支出が大きい

対象となる高額な事業決済が頻繁に発生する場合、Business Platinumは個人版とは異なる方法でMembership Rewardsを貯められます。

日時を固定した出張が多い

出張では特典航空券の空席に合わせて日程を変更できるとは限りません。

決まった日時の航空券を購入する機会が多い場合、Business Platinumの35% Airline Bonusは、航空会社へのポイント移行とは異なるMRの使い方になります。

空港ラウンジと高級ホテルを重視する

Centurion Lounge、Priority Pass、Fine Hotels + Resorts、Hotel Credit、ホテル会員資格が主な目的なら、2枚にはかなり多くの共通点があります。

この場合はラウンジの有無ではなく、ポイント還元と各種クレジットの使い方を比較したほうが違いが明確です。

2枚を使い分ける

Amex PlatinumとBusiness Platinumは、必ずしもどちらか一方だけを使う関係ではありません。

個人版を個人旅行やライフスタイル特典に、Business Platinumを対象となる事業支出や出張に使うという役割分担も可能です。

どちらもMembership Rewardsを貯めるため、異なる2種類のポイントを管理する必要もありません。


🏁 まとめ

American Express Platinum CardとBusiness Platinum Cardは、Membership Rewards、空港ラウンジ、高級ホテルなど、プレミアムトラベルカードとして多くの共通点があります。

一方で、カードの役割を分けているのはそれ以外の部分です。

Amex Platinumは個人旅行とライフスタイル特典の比重が高く、Business Platinumは対象となる事業支出、ビジネス向けクレジット、35% Airline Bonusを組み合わせた設計です。

したがって、この2枚は単純な「個人版とビジネス版」ではなく、個人旅行・ライフスタイルと、事業経費・出張のどちらを中心に使うかという視点で比較すると違いが分かりやすくなります。

👉 American Express Platinum Cardの詳細

👉 American Express Business Platinum Cardの詳細

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です