羽田空港 ANA LOUNGE 第3ターミナル訪問記|食事・シャワー予約・SFC入室条件
羽田空港第3ターミナルにある ANA LOUNGE(ANAラウンジ)は、対象となる国際線のプレミアムクラス利用者、ANA上級会員、スターアライアンス・ゴールド会員などが利用できる空港ラウンジです。
広々とした座席エリアに加え、ビュッフェ、注文を受けてから調理するヌードルバー、日本酒、シャワールームなどの設備が用意されています。
今回は同行者1名とともに、アシアナ航空のエコノミークラスで東京・羽田空港(HND)からソウル・金浦空港(GMP)へ向かいました。2名ともビジネスクラスではありませんが、私が保有する ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)によるスターアライアンス・ゴールド資格を利用し、同行者1名と一緒に ANA LOUNGE に無料で入室できました。
航空券は2名ともエア・カナダの Aeroplan ポイントで発券しています。
この記事では、2026年10月の実際の訪問をもとに、羽田空港第3ターミナル ANA LOUNGE の場所、入室条件、座席、食事、ヌードルバー、ドリンク、シャワー予約方法を詳しく紹介します。
📍 羽田空港第3ターミナル ANA LOUNGE の場所と営業時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 空港 | 東京国際空港・羽田空港(HND) |
| ターミナル | 第3ターミナル |
| ラウンジ | ANA LOUNGE |
| 場所 | 第3ターミナル出国審査後、110番ゲート向かいの4階 |
| 営業時間 | 5:00~第3ターミナル発のANAグループ運航最終便出発まで |
| 食事 | ビュッフェ、ヌードルバー |
| ドリンク | 日本酒、ビール、ワイン、各種ソフトドリンク |
| 主な設備 | Wi-Fi、ラウンジ席、ワークスペース、シャワールーム |
羽田空港第3ターミナルで保安検査と出国審査を終えたら、右方向へ進み、110番ゲートを目指します。
110番ゲートの向かい側にある「航空会社ラウンジ」の案内に従い、エスカレーターで4階へ上がると、ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEの入口があります。

Caption:羽田空港第3ターミナルにあるANAラウンジの案内表示と、4階へ向かうエスカレーター。
ラウンジ入口付近には、ANA SUITE LOUNGE と ANA LOUNGE の案内が設置されています。
ANA SUITE LOUNGE は主に対象のファーストクラス利用者や一部の上級会員向けの施設です。
今回利用したのは、一般の ANA LOUNGE です。

Caption:羽田空港第3ターミナルのANA LOUNGE入口。ANA SUITE LOUNGEとANA LOUNGEの案内が分かれています。
🎫 ANA LOUNGE の入室条件|エコノミークラスでも同行者と利用可能
ANA LOUNGE は、ANAのビジネスクラス利用者だけが使える施設ではありません。
対象となるANA便やスターアライアンス加盟航空会社の便に搭乗する場合、搭乗クラスや上級会員資格によってラウンジを利用できます。
ANA LOUNGE の主な利用資格
| 利用資格 | 入室 | 無料同行者 |
|---|---|---|
| 対象となるスターアライアンスのファーストクラス | ○ | 1名 |
| 対象となるスターアライアンスのビジネスクラス | ○ | なし |
| ANA運航国際線プレミアムエコノミー | ○ | なし |
| ANAダイヤモンドサービス | ○ | 1名 |
| ANAプラチナサービス | ○ | 1名 |
| ANAスーパーフライヤーズ(SFC) | ○ | 1名 |
| スターアライアンス・ゴールド | ○ | 1名 |
| 対象資格のない一般エコノミークラス | × | — |
利用には対象となる便への搭乗など所定の条件があります。上級会員による無料同行者の利用は、原則として会員と同じ対象便に搭乗し、一緒に入室する必要があります。また、他のスターアライアンス加盟航空会社のプレミアムエコノミーに搭乗するだけでは、ANA LOUNGEの利用資格は付与されません。
今回はANA SFCで同行者1名と無料入室
今回の搭乗便は、アシアナ航空の羽田~金浦線です。
私も同行者もエコノミークラスを利用しましたが、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)によるスターアライアンス・ゴールド資格があるため、2名で ANA LOUNGE に入室できました。
| 項目 | 今回の利用内容 |
|---|---|
| 航空会社 | アシアナ航空(Asiana Airlines) |
| 路線 | 羽田 HND → 金浦 GMP |
| 搭乗クラス | 2名ともエコノミークラス |
| 入室資格 | ANA SFC/スターアライアンス・ゴールド |
| 無料同行者 | 1名 |
| ラウンジ追加料金 | 2名合計 US$0 |
ビジネスクラス航空券を購入しなくても、同行者と一緒に無料で ANA LOUNGE を利用できました。
これはANA SFCの実用的なメリットの一つです。
SFCの特典はANA便だけに限定されません。対象となる他のスターアライアンス加盟航空会社に搭乗する際も、ラウンジ利用などのアライアンス共通特典を活用できます。
SFCの取得条件、プレミアムポイント修行、維持方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。
スターアライアンス全体の上級会員特典については、スターアライアンス完全ガイドも参考にしてください。
Aeroplan 8,000ポイントでアシアナ航空を予約
今回の航空券は、2名ともエア・カナダの Aeroplan ポイントを使用して予約しました。
実際の発券費用は以下のとおりです。
| 項目 | 1名分 | 2名合計 |
|---|---|---|
| Aeroplan ポイント | 8,000 | 16,000 |
| 現金支払額 | US$66.65 | US$133.30 |
| 搭乗航空会社 | アシアナ航空 | アシアナ航空 |
| 搭乗クラス | エコノミー | エコノミー |
| ANA LOUNGE 追加料金 | US$0 | US$0 |
上記は今回の実際の発券費用です。現金支払額には今回の予約に必要だった税金・手数料等が含まれており、すべての日程で同じ金額になるわけではありません。
Aeroplanでは、提携航空会社の特典航空券を距離帯に応じた必要ポイント数で予約できます。
羽田~金浦のような短距離国際線も、Aeroplanを利用する価値がある路線の一つです。
そして重要なのは、Aeroplanポイントで発券したアシアナ航空のエコノミークラス特典航空券でも、対象となるスターアライアンス・ゴールドのラウンジ特典を利用できるという点です。
今回の旅行では、2つのロイヤルティプログラムを組み合わせました。
航空券はAeroplanポイントで予約し、空港ラウンジはANA SFCの上級会員資格で利用するという組み合わせです。
Aeroplanの必要ポイント数、提携航空会社、ストップオーバー規則については、以下の記事をご覧ください。
アジア域内の特典航空券を詳しく比較したい場合は、Aeroplanアジア特典航空券のおすすめ交換先も参考になります。
🛋️ ANA LOUNGE の座席とラウンジ内の雰囲気
羽田第3ターミナルの ANA LOUNGE に入って最初に感じたのは、ラウンジ全体の広さです。
座席が一つの大きな空間に並べられているだけではなく、ソファ席、窓側の座席、作業向けのテーブルなど、用途に応じた複数のエリアが設けられています。
ソファ席エリア
メインの休憩エリアには、黒を基調とした一人掛けソファが並んでいます。
クッション、小さなサイドテーブル、間接照明が組み合わされ、落ち着いた雰囲気です。
一部の座席は仕切りや照明によって区切られており、開放感を保ちながらも、ある程度独立した空間になっています。
搭乗前にゆっくり休んだり、スマートフォンを使ったりするのに適した座席です。
窓側の座席エリア
大きな窓に面したエリアでは、空港の駐機場を眺めながら過ごせます。
ラウンジ内側のソファエリアと比べて視界が開けており、空港らしい景色を楽しめます。
飛行機を眺めながら搭乗を待ちたい人におすすめです。
ワークスペースと大型テーブル
ANA LOUNGEには、ノートパソコンを使った作業に向いた大型テーブルもあります。
ソファ席とは異なり、仕事や書類作業を進めたい旅客に便利な空間です。

Caption:羽田第3ターミナルANA LOUNGEの座席エリア。ソファ席、窓側の休憩席、作業向けの大型テーブルが用意されています。
座席の種類が豊富で、利用目的に合わせて場所を選べることは、このラウンジの大きな魅力です。
休憩、食事、仕事など、搭乗前の過ごし方に合わせて利用できます。
🍽️ ANA LOUNGE のビュッフェ|ANAオリジナルカレーと軽食
羽田第3ターミナルの ANA LOUNGE には、ラウンジ内の異なる場所に2つのビュッフェエリアがあります。
2つのビュッフェエリアで提供される料理は基本的に同じです。
メニューがエリアごとに分かれているわけではなく、座っている場所から近いビュッフェを利用できる配置になっています。
今回の訪問では、カレー、唐揚げ、サンドイッチ、サラダ、デザートなどが提供されていました。

Caption:羽田第3ターミナルANA LOUNGEに設けられた2つのビュッフェエリア。料理の内容は基本的に共通しており、近いエリアで食事を取れます。
ANAオリジナルチキンカレー
ANA Original Chicken Curryは、ANA LOUNGEを代表するメニューの一つです。
今回の訪問でもANAオリジナルチキンカレーが用意されており、ご飯や付け合わせとともに自由に盛り付けられる形式でした。
搭乗前にしっかり食事を取りたい人にとって、便利な温かいメニューです。
唐揚げと温かい料理
カレー以外にも、唐揚げなどの温かい料理が提供されていました。
ビュッフェ形式なので、ヌードルバーのように注文後の調理を待つ必要がありません。
搭乗までの時間が短い場合でも利用しやすい点がメリットです。
サラダ・サンドイッチ・デザート
冷たい料理や軽食も充実しています。
今回確認できた主なメニューは以下のとおりです。
- レタス、トマト、コーン、海藻などのサラダ
- ポテトサラダと各種ドレッシング
- 野菜サンドイッチ
- ハムとチーズのサンドイッチ
- ミニドーナツなどのデザート
温かい料理をたくさん食べる必要がない場合は、サラダやサンドイッチで軽く済ませることもできます。

Caption:2026年10月の訪問時に撮影したビュッフェ料理。ANAオリジナルチキンカレー、唐揚げ、サラダ、サンドイッチ、デザートなど。
2つのビュッフェエリアは基本的に同じ料理を提供しているため、別々のメニューを探して移動する必要はありません。
なお、掲載している料理は訪問当時のものです。季節や時間帯、運営状況によって内容が変更される場合があります。
🍜 ヌードルバー|注文制のそば・うどん・ラーメン
ビュッフェに加えて、ANA LOUNGEには注文制のヌードルバーがあります。
そば、うどん、ラーメンなどの温かい料理が提供されており、ビュッフェとは異なる食事を楽しめます。
カウンターには、注文口と受取口が分かれて設置されています。
- 注文口(Order Noodles Here): 料理を注文する場所
- 受取口(Pick-up Noodles Here): 出来上がった料理を受け取る場所
メニューを確認して注文し、調理が完了したら受取口で料理を受け取る仕組みです。
2026年10月のヌードルバーメニュー
| メニュー | 内容 |
|---|---|
| きつねそば・うどん | 油揚げ入り |
| とろろわかめそば・うどん | とろろとわかめ入り |
| かき揚げそば・うどん | 野菜のかき揚げ入り |
| 豚骨醤油ラーメン | 黒マー油を使用 |
| 12種の野菜カレー | 野菜を使ったカレー |
伝統的なそば・うどんだけでなく、豚骨醤油ラーメンや野菜カレーも用意されています。
温かい麺料理が食べたい場合は、ビュッフェよりもヌードルバーを選ぶのもよいでしょう。

Caption:ANA LOUNGEのヌードルバー。左側が注文・受取カウンター、右側が2026年10月に撮影したメニュー表です。
ヌードルバーは、ビュッフェ以外に注文制の温かい料理を楽しめる点が魅力です。
メニューは変更される可能性があるため、上記は今回の訪問時に掲示されていた内容です。
🍶 ドリンク|日本酒・アサヒ生ビール・コーヒー
ANA LOUNGEでは、ソフトドリンクだけでなく、さまざまなアルコール飲料も提供されています。
今回撮影したドリンクコーナーには、日本酒、ワイン、ウイスキーなどの洋酒、ビール、コーヒーマシンがありました。
日本酒
今回の訪問では、複数の銘柄の日本酒が用意されていました。
一部の日本酒は冷蔵設備に保管されており、冷やした状態で提供されています。
日本酒を選べることは、日本の航空会社が運営するラウンジらしい特徴の一つです。
ただし、提供銘柄は時期によって変更される可能性があり、今回撮影した銘柄が常時用意されているとは限りません。
ワイン・洋酒・焼酎
アルコールコーナーには、ワイン、ウイスキー、その他の洋酒もありました。
日本の焼酎も用意されており、日本酒以外の選択肢もあります。
基本的にセルフサービス形式なので、好みに合わせてドリンクを選べます。
アサヒ生ビールとコーヒー
別のドリンクエリアには、アサヒの生ビールサーバーやコーヒーマシンも設置されています。
コーヒーやその他のノンアルコールドリンクも利用できるため、お酒を飲まない人にも選択肢があります。

Caption:ANA LOUNGEのドリンクコーナー。日本酒、ワイン、洋酒、アサヒ生ビール、コーヒーマシンなどが用意されています。
日本酒や焼酎など、日本ならではの飲み物を楽しめることも、ANA LOUNGEの特徴です。
🚿 シャワールーム|予約方法と今回の結果
羽田第3ターミナルの ANA LOUNGE にはシャワールームがありますが、利用には予約が必要です。
ANAは 2026年1月21日 に、羽田空港国際線ラウンジのシャワー予約システムを変更しました。
対象となる旅客はANAアプリから事前予約できる場合があり、ラウンジ入室後に専用QRコードを読み取って予約する方法もあります。
シャワールームの予約方法
| 予約方法 | 利用方法 |
|---|---|
| ANAアプリ | 対象者は搭乗日の1週間前、日本時間0:00から予約可能 |
| ラウンジ内のQRコード | 専用QRコードを読み取り、利用可能な時間を確認 |
| 予約完了後 | 指定された時間に受付で確認情報を提示し、鍵を受け取る |
ANA LOUNGEに入室できるすべての旅客が、ANAアプリで事前予約できるわけではありません。
アプリによる事前予約には、ANAグループ運航便の対象搭乗クラスやANA上級会員資格など、別途条件があります。
今回はアシアナ航空のエコノミークラスに搭乗していたため、ラウンジ内に掲示されていたQRコードから予約状況を確認しました。
QRコードによる予約手順
実際にシャワーエリアの案内表示と、スマートフォンの予約画面を撮影しました。
操作の流れは以下のとおりです。
- ラウンジ内にあるシャワールームの案内表示を確認する。
- 掲示されたQRコードをスマートフォンで読み取る。
- ANA Lounge Reservationの予約サイトを開く。
- 羽田空港と利用するターミナルを選択する。
- 当日の予約可能時間を確認する。
- 希望する時間帯を選び、画面の案内に従って予約する。
- 予約が完了した場合は、指定時間に受付で鍵を受け取る。

Caption:今回実際に撮影したANA LOUNGEのシャワー予約手順。ラウンジ内の案内表示、QRコード、予約サイト、空き時間の確認画面です。
今回は希望する時間帯を予約できなかった
予約サイトには問題なくアクセスできましたが、今回のフライトの搭乗時間に合うシャワー枠を確保できませんでした。
そのため、今回はシャワールームを利用していません。
実際に撮影した予約画面では、シャワーの利用時間が 1回30分 と表示されていました。
予約可能な時間帯は空き状況によって変わるため、ラウンジに到着してもすぐに利用できるとは限りません。
シャワーを利用したい場合は、入室後なるべく早く空き状況を確認し、その後に食事や休憩の時間を調整することをおすすめします。
シャワールームの内部写真はANA公式サイトから
今回は予約が取れなかったため、シャワールームの内部には入っておらず、室内の写真も撮影していません。
以下は、設備の参考として掲載する ANA公式サイトのシャワールーム写真 です。

Caption:ANA公式サイトに掲載されているシャワールームの写真。今回は予約が取れず、実際には利用していません。画像出典:ANA公式サイト。
公式写真では、独立したシャワースペース、洗面台、トイレなどの設備を確認できます。
水圧、アメニティの使用感、清掃状態については今回実際に体験していないため、評価の対象外とします。
🏁 羽田第3ターミナル ANA LOUNGE の総評
今回、同行者1名とともに、Aeroplanポイントを利用してアシアナ航空のエコノミークラス特典航空券を予約し、羽田空港からソウル・金浦空港へ向かいました。
航空券の費用は 1名あたり8,000 Aeroplanポイント+US$66.65。
さらに、ANA SFCによるスターアライアンス・ゴールド資格を利用し、同行者と2名で ANA LOUNGE に無料入室できました。
今回の訪問で印象に残ったポイントは以下のとおりです。
- 広々とした座席: ソファ席、窓側席、ワークスペースなど、用途に応じたエリアを選べます。
- 充実したビュッフェ: ANAオリジナルカレー、唐揚げ、サラダ、サンドイッチ、デザートなどを提供しています。
- 注文制のヌードルバー: そば、うどん、ラーメンなどの温かい料理を楽しめます。
- 日本らしいドリンク: 日本酒や焼酎に加え、生ビール、ワイン、コーヒーなどが用意されています。
- シャワールーム: オンライン予約に対応していますが、今回は希望する時間帯が取れず、利用できませんでした。
ビジネスクラスを利用する場合、ラウンジ入室は航空券に含まれる特典の一つです。
一方、今回のように他のスターアライアンス加盟航空会社のエコノミークラスを利用する場合、ANA SFCやスターアライアンス・ゴールドの価値がより明確になります。
対象となる便に搭乗していれば、ビジネスクラスでなくてもANA LOUNGEを利用でき、さらに同行者1名を無料で連れて入室できます。
今回の旅行は、異なるロイヤルティプログラムを組み合わせた実例でもあります。
航空券はAeroplanポイントで交換し、空港での上級会員特典はANA SFCで利用しました。
ANAやアシアナ航空、その他のスターアライアンス加盟航空会社を頻繁に利用する人にとって、マイル・ポイントの交換先だけでなく、上級会員資格によって得られる空港サービスも重要な比較ポイントになります。






